- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

王者ナダルが本気になった錦織戦<全豪オープン>

テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は20日、男子シングルス4回戦が行われ、第1シードで世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)が第16シードの錦織圭(日本)を7-6 (7-3), 7-5, 7-6 (7-3)のストレートで下し、2009年以来2年ぶり2度目の優勝に向けて一歩前進した。錦織に勝利した瞬間、ナダルは喜びを爆発させた。

昨年の2月に膝の怪我から復帰したナダルは快進撃を続け、得意のクレーコートだけでなく、ハードコートでも圧倒的な強さを見せていた。全仏オープン・全米オープンを含む10大会で優勝を飾り、同年10月にはN・ジョコビッチ(セルビア)を抜いて世界ランク1位へ返り咲いた。

錦織とは2013年の全仏オープン4回戦で対戦し、その時はナダルか完勝した。

しかし今回の対戦はスコア上では同じストレートではあったが、内容は違った。

この試合、第1セットを先取したナダルは、第2セットの第12ゲームで15-40とブレークチャンスを掴む。そして強打で攻めてくる錦織に対して、本領を発揮したナダルはそれを上回る強烈なフォアハンドを放ち、第2セットをとる。この瞬間、ナダルは飛び上がり、大きなガッツポーズ。

2セットアップとしたナダルは第3セット序盤で錦織のサービスゲームをブレークし、そのままストレートで勝利するかと思われた。しかし、第9ゲームで息を吹き返した錦織にブレークを許してしまい、第10ゲームで錦織のサービング・フォー・ザ・セットを迎えてしまう。

この場面でナダルはブレークバックに成功、その後はタイブレークへ突入する。

このタイブレークで一気にギアを上げた王者ナダルは最後錦織のミスを誘い、3時間17分の激闘に終止符を打った。

勝利の瞬間、ナダルは左手の拳でガッツポーズした。

今大会好調だったナダルは4回戦まで1度もサービスダウンがなかった。しかし、錦織のテニスに苦戦したナダルは今大会初のブレークを許してしまった試合でもあった。

試合後、ナダルは錦織を評価するコメントをするほど、4回戦は内容の濃い試合となった。

これで錦織に対して6連勝としたナダルだったが、もし7度目の対戦の場合はどちらが勝利するかわからない。そして、7度目がある時はナダルがエンジン全開で挑んでくる事は間違いない。

準々決勝でナダルは、第22シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。ディミトロフは、ノーシードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)を破り、グランドスラム初のベスト8進出を決めている。

【錦織圭 vs ラファエル・ナダル 過去の対戦成績】

<2014年>
・全豪オープン4回戦 錦織圭 6-7 (3-7), 5-7, 6-7 (3-7) R・ナダル

<2013年>
・全仏オープン4回戦 錦織圭 4-6, 1-6, 3-6 R・ナダル

<2012年>
・ソニー・オープン男子4回戦 錦織圭 4-6, 4-6 R・ナダル

<2011年>
・ソニー・オープン男子2回戦 錦織圭 4-6, 4-6 R・ナダル

<2010年>
・ウィンブルドン1回戦 錦織圭 2-6, 4-6, 4-6 R・ナダル

<2008年>
・AEGON選手権3回戦 錦織圭 4-6, 6-3, 3-6 R・ナダル

【錦織圭 全豪オープン戦歴】

<2014年>
・1回戦 勝利 M・マトセビッチ(オーストラリア) 6-3, 5-7, 6-2, 4-6, 6-2
・2回戦 勝利 D・ラヨビッチ(セルビア) 6-1, 6-1, 7-6 (7-3)
・3回戦 勝利 D・ヤング(アメリカ) 7-5, 6-1, 6-0
・4回戦 敗退 R・ナダル 6-7 (3-7), 5-7, 6-7 (3-7)

<2013年>
・1回戦 勝利 V・ハネスク(ルーマニア) 6-7 (5-5), 6-3, 6-1, 6-3
・2回戦 勝利 C・ベルロク(アルゼンチン) 7-6 (7-4), 6-4, 6-1
・3回戦 勝利 E・ドンスコイ(ロシア) 7-6 (7-3), 6-2, 6-3
・4回戦 敗退 D・フェレール(スペイン) 2-6, 1-6, 4-6

<2012年>
・1回戦 勝利 S・ロバート(フランス) 6-1, 7-6 (9-7), 6-0
・2回戦 勝利 M・エブデン(オーストラリア) 3-6, 1-6, 6-4, 6-1, 6-1
・3回戦 勝利 J・ベネトー(フランス) 4-6, 7-6 (7-3), 7-6(7-4), 6-3
・4回戦 勝利 JW・ツォンガ(フランス) 2-6, 6-2, 6-1, 3-6, 6-3
・準々決勝 敗退 A・マレー(英国) 3-6, 3-6, 1-6

<2011年>
・1回戦 勝利 F・フォニュイーニ(イタリア) 6-1, 6-4, 6-7 (4-7), 6-4
・2回戦 勝利 F・マイヤー(ドイツ) 6-4, 6-3, 0-6, 6-3
・3回戦 敗退 F・ベルダスコ(スペイン) 2-6, 4-6, 3-6

<2009年>
・1回戦 敗退 J・メルツァー(オーストリア) 5-7, 2-6, 1-6

全豪オープン2014

全豪オープン2014


■関連記事■

《王者ナダルが錦織を絶賛「トップ10に入る可能性がある1人」<全豪オープン>》

《大健闘の錦織が世界トップ10入りに意欲「自分のテニスを磨いていけば」<全豪オープン>》

《錦織がみせた世界1位ナダルへの6度目の挑戦<全豪オープン>》

《落胆の錦織、ナダル戦「勝たないと、どうしようもない」<全豪オープン>》


■関連動画■

《全豪オープンテニス2014みどころ》
(2014年1月21日16時20分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

4月2日

錦織圭 次戦は2m超えビッグサーバー (15時34分)

錦織圭 初戦突破「楽しみたい」 (13時35分)

錦織圭 今季クレー初戦白星 (13時15分)

【1ポイント速報】錦織圭vsクルーガー (11時49分)

新世代3選手が台風の目に (8時04分)

40歳ワウリンカ 今季ツアー初白星 (7時12分)

4月1日

第1シード清水綾乃ら 初戦突破 (22時06分)

磯村志ら 日本勢8名が初戦突破 (21時07分)

19歳 フィリピン史上初の快挙 (19時21分)

メド 2年2ヵ月ぶりトップ10陥落 (17時22分)

錦織圭 4月出場大会 視聴方法・賞金・詳細 (12時54分)

パオリーニ 最優秀コーチとの別れ発表 (12時08分)

東京発テニスブランドがポップアップ開催 (11時46分)

ダニエル太郎 予選勝者に敗北 (10時56分)

ガスケ 崖っぷちから執念の逆転勝ち (8時15分)

元世界17位の37歳が今季引退へ (7時15分)

【動画】錦織 圭 今季クレー初戦白星!勝利の瞬間 (0時00分)

3月31日

初Vの19歳 大会前「歩けなかった」 (20時14分)

ジョコ称賛「負けた方が嬉しい…」 (19時21分)

錦織圭 クレーコートで練習 (17時06分)

大坂なおみ 16強で世界56位に浮上 (16時09分)

錦織圭 日本勢トップ維持 (14時55分)

準Vジョコ「君の方が上」 (13時28分)

「人生最大の日」19歳 ツアー初V (13時10分)

19歳メンシク、ジョコ破りV (12時17分)

ジョコ 19歳にストレート負けで準V (11時53分)

【1ポイント速報】ジョコビッチvsメンシク (9時38分)

加藤未唯ペア、マイアミOP準優勝 (9時16分)

柴原瑛菜ペア 逆転負けで準V (7時35分)

錦織圭 初戦は世界141位 (6時21分)

3月30日

岡村恭香と穂積絵莉が本戦王手 (22時21分)

チリッチ完全復活か 快勝でV (21時24分)

熊坂拓哉 チョンに敗れ2週連続準V  (20時17分)

柴原瑛菜/ジョイント組 決勝進出 (16時07分)

「もう決勝で負けたくなかった」 (12時07分)

18年ぶりチャレンジャー大会決勝進出 (11時08分)

トゥロターと中川直樹は予選敗退 (10時03分)

連続Vで史上6組目の偉業達成 (9時07分)

世界1位 圧巻の強さで初優勝 (7時57分)

【動画】19歳メンシクがジョコビッチ撃破でV、優勝の瞬間 (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!