テニス用品メーカーのヨネックス株式会社は、世界のトップ選手使用のVCORE Tour シリーズから、高いホールド性能と重たくバウンド後に伸びるボールが打てるテニスラケット「VCORE Tour G(Vコア ツアー ジー)」を2014年3月中旬より発売すると発表した。
このラケットは2014年開幕戦となったチェンナイ・オープンより、世界ランク8位の
S・ワウリンカ(スイス)が使用している。この最新ラケットでワウリンカは同大会で優勝を飾った。
「VCORE Tour G(Vコア ツアー ジー)」を使用するワウリンカは「初めてラケットを試した時、コントロール性能の高さにとても驚いた。重く伸びるボールが打てるので、ベースラインからでも積極的に攻撃のプランが立てられる。」と、コメントしている。
ワウリンカは13日から開幕する全豪オープンに第8シードで出場しており、大会初日に1回戦で
A・ゴルベフ(カザフスタン)と対戦する。
近年のテニスはプレースタイルの変化や、ラケットの性能向上により、ロングラリーが増加している。ヨネックス株式会社は、そのラリーで相手を圧倒する攻撃テニスで打ち勝つために、速いスウィングスピードでイメージ通りのコントロール性と威力が落ちない重たいスピードボールが打てるラケットとして開発した。
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