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男子テニスツアーの下部大会、ＩＴＦフューチャーズのバンコク大会（タイ/バンコク、賞金総額１.５万ドル、ハード）は２８日にシングルス準々決勝が行われ、日本勢で唯一人勝ち残っている第８シードの内山靖崇（日本）がＤ・ニューエン（アメリカ）を6-1, 6-2のストレートで下し、準決勝へ進出した。

今季まだ優勝が無い内山は、５月に韓国で開催されたフューチャーズ大会で２週連続優勝をしたニューエンに対して、サービスゲームを落とすことなく計４度のブレークに成功して快勝で４強入りを決めた。

内山が準決勝で対戦するＢ・コリッチ（クロアチア）は今年の全米オープンジュニアでシングルス優勝をおさめた１７歳で、現在の世界ジュニアランキングは２位。
今年フューチャーズでシングルスで４度優勝をおさめており、今月行われた慶應チャレンジャーと豊田チャレンジャーに出場しており慶應はベスト８、豊田では初戦で伊藤竜馬（日本）に3-6, 4-6で敗れている。

また同日に行われたダブルス準決勝に登場した第３シードの内山/井藤祐一（日本）組は、Ｓ・キム（韓国）/Ｗ・キム（韓国）組に6-3, 7-6（7-4）で勝利し、決勝進出を果たしている。
内山は今季ダブルスでは３度フューチャーズで優勝をおさめており、ペアを組む井藤もダブルスで１度優勝を挙げている。


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