男子テニスのATPワールドツアー・ファイナル（イギリス/ロンドン、ハード）は７日、予選ラウンドロビンが行われ、第２シードのＮ・ジョコビッチ（セルビア）が第４シードのＪ・Ｍ・デル=ポトロ（アルゼンチン）を6-3, 3-6, 6-3のフルセットで下し、決勝トーナメント進出を決めると同時に、大会２連覇へ前進した。
この試合、激しいラリー戦が展開する中、ジョコビッチは６度のブレークチャンスから２度のブレークに成功し、１時間５４分で勝利した。
「彼（デル=ポトロ）は、ツアーでも最もサーブの良い選手の１人。同時に攻撃的なフォアハンドを持っている。だから、辛抱強く試合に集中しなければならない。」
「彼はビッグサーブの持ち主だから、１度ブレークに成功出来ると大きなアドバンテージになる。その後は自分のサーブをしっかりキープすれば勝利につながる。今日は何とかそれが出来た。この試合に勝てて嬉しいし、準決勝進出を決められて喜びも増している。」
ジョコビッチは予選ラウンドロビン最後の試合で、第８シードのＲ・ガスケ（フランス）と対戦する。
元世界ランク１位のジョコビッチは、ATPワールドツアー・ファイナルで過去２度の優勝を飾っており、今年は３度目のタイトル獲得を狙う。
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（翻訳・記事/弓削忠則）
（2013年11月8日11時03分）
怒涛の12ゲーム連取で女王8強 
