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男子テニスのATPワールドツアー・ファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)は4日、予選ラウンドロビンが行われ、グループAでは第7シードのS・ワウリンカ(スイス)が第5シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)を6-3, 6-7 (0-7), 6-3のフルセットで下し、最終戦のデビュー戦を勝利で飾った。
試合後、ワウリンカは「この大会の第1印象は、コートに立てた事が本当に本当に素晴らしいという事。これまでも何度もテレビで見てたけど、実際コートに立つのは全く違う。そして、最初の試合でこうして勝利を収められた事は特別。」と、話した。
この大会に来る事が出来たのは本当に光栄な事だし、今シーズンをずっと良いテニスが出来たという証拠でもある。」
この試合、世界ランク8位のワウリンカは8本のダブルフォルトを犯す同6位ベルディフのサービスゲームで4度のブレークチャンスから2度のブレークに成功した。そして、ベルディフに1度もブレークを許さなかったワウリンカは、2時間25分で大会初勝利をあげた。
「彼(ベルディフ)に対して、今日のプレーには本当に満足している。コートではちょっと緊張していたけど、きっと彼もそうだったと思う。今日のタイブレークは、今年戦ったタイブレークの中でも、決して最高のものとは言えなかった。最初の2ポイントが大切だった。彼はリラックスして、サーブも良くなっていた。」
「第2セットを落としたけど、それでも自分の方が良いプレーをしていると感じていた。そして自分のサービスゲームに集中して、第3セットはもうちょっと攻撃的なプレーをして、まだまだ試合を諦めていない事を彼に見せたかった。」
28歳のワウリンカは今季好調で、ポルトガル・オープン男子で優勝、ムチュア・マドリッド・オープン男子で準優勝を飾り、その後の全仏オープンではベスト8へ駒を進めた。さらに全米オープンではグランドスラムで自身初のベスト4進出を果たす活躍をみせた。
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(翻訳・記事/弓削忠則)
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