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男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード)は4日、シングルス準々決勝が行われ、第4シードで昨年覇者の錦織圭(日本)は第6シードで元世界ランク9位のN・アルマグロ(スペイン)に6-7 (2-7), 7-5, 3-6のフルセットで敗れ、2年連続のベスト4進出を逃すと同時に、大会連覇とはならなかった。
第1セットを6-7 (2-7)で落とした錦織は、第2セットもアルマグロにリードを許す苦しい展開を強いられる。しかし、凡ミスを犯すアルマグロから、このセットだけで2度のブレークに成功した錦織がセットカウント1-1とする。
勝敗がかかる第3セット、一進一退の攻防が続く中、第7ゲームでアルマグロの強烈なバックハンドに押されるなどで錦織はブレークを許してしまい、ゲームカウント3-4となる。
その後もアルマグロの勢いを止める事が出来なかった錦織は第9ゲームもブレークされてしまい、準々決勝敗退となった。
両者は今回が2度目の対戦となり、錦織はアルマグロとの対戦成績を1勝1敗とした。錦織とアルマグロは2011年のマレーシア・オープン準々決勝で対戦しており、その時は錦織が勝利した。
今大会で錦織は、1回戦で元世界ランク8位のJ・メルツァー(オーストリア)に大逆転勝利、2回戦ではビッグサーバーのF・ロペス(スペイン)を下し、アルマグロとの準々決勝へ駒を進めていた。
昨年の楽天ジャパン・オープンで錦織は、添田豪(日本)、T・ロブレド(スペイン)、T・ベルディフ(チェコ共和国)、M・バグダティス(キプロス)、M・ラオニチ(カナダ)ら強豪を破り、自身2度目のツアー優勝を飾った。
準決勝でアルマグロは、第1シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)とA・ドルゴポロフ(ウクライナ)の勝者と対戦する。
昨年の楽天ジャパン・オープンでアルマグロは伊藤竜馬(日本)に敗れ、初戦で姿を消していた。
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