女子テニスのチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、WTA1000)は6日にシングルス決勝が行われ、第4シードの
C・ガウフ(アメリカ)が世界ランク49位の
K・ムチョバ(チェコ)を6-1, 6-3のストレートで破り、大会初制覇を成し遂げた。
>>綿貫 陽介ら上海マスターズ組合せ<<>>ガウフがV チャイナOP組合せ<<20歳で世界ランク6位のガウフは同大会、昨年に続き2度目の出場。昨年は準決勝で
I・シフィオンテク(ポーランド)に屈していた。
今年は初戦の2回戦で世界ランク56位の
C・ブレル(フランス)、3回戦で第26シードの
K・ボールター(イギリス)を下し16強へ。4回戦では同73位の
大坂なおみがファイナルセットで棄権し8強入りすると、準々決勝では同115位のY・スタロドゥブツェワ(ウクライナ)、準決勝で第15シードの
P・バドサ(スペイン)を破って決勝に駒を進めた。
決勝戦、ガウフは6本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに85パーセントの高い確率でポイントを獲得。ムチョバのブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは計5度のブレークに成功し、1時間16分でタイトルを獲得した。
準々決勝と準決勝ではフルセットの接戦を制してきたガウフだが、決勝は圧巻のストレート勝ち。女子テニス協会のWTA公式サイトにはガウフのコメントが掲載されており、リラックスして試合に臨めたことが勝因だと明かした。
「この試合で私の人生が変わるわけではない。今日の結果がどうであれ、私は誇りに思っている。正直なところ、試合中ずっと、私は自分自身を誇りに思っていて、どうやって克服できたか、そして練習してきたことにも取り組んで、それを貫き通すことができた、と自分に言い聞かせていたの」
「正直なところ、ここまで来れば決勝に進めただけでハッピーなの。リラックスしているんだと思う。初めての決勝戦は15歳とかのときで、最悪だった。『もう二度とこんなチャンスはない』って思ったけど、そんなことはない。初めてのグランドスラムの決勝でもそう感じたから。過去に優勝した経験があるから、勝つことは素晴らしいことだと実感している。今は最高の気分。でも、明日目が覚めたら違う日になっている。世界のほとんどの人は、私が勝ったか負けたかについては何も知らないんだから」
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