男子テニスの国別対抗戦デビスカップ・ワールドグループ入れ替え戦で、コロンビアと対戦する日本代表メンバーが東京都葛飾区にある柴又帝釈天で、必勝祈願と記者会見を行った。
今回、植田実監督が率いる日本代表メンバーに選出されたのは世界ランク12位の
錦織圭(日本)、同123位の
添田豪(日本)、同144位の
杉田祐一(日本)、同161位の
伊藤竜馬(日本)の4名となっている。
日本は入れ替え戦でコロンビアに勝利した場合、ワールドグループ復帰を果たす。
今年のデビスカップで、日本は錦織圭が不在の中、添田豪・伊藤竜馬・杉田祐一・
内山靖崇(日本)・
守屋宏紀(日本)が出場し、アジア・オセアニア・ゾーン1部1回戦でインドネシアに5勝0敗、さらに2回戦では韓国に3勝2敗で勝利を収め、ワールドグループ入れ替え戦進出を果たした。
今週の金曜日から行われる入れ替え戦の抱負を語った植田実監督は「コロンビアは非常に手ごわい相手だと認識している。ホームである地の利を活かし、のびのびとプレーすることが勝利につながる。」と語った。
また今季初出場となる世界ランキング12位で日本のエースである錦織は「シングルスもダブルスも手強い相手。しっかり準備をしているので、チームみんなで戦っていきたい。」とコロンビアを警戒すると同時に自信も見せた。
デビスカップは他の大会とは異なる形式となっており、初日に各国1位の選手と2位の選手によるシングルス2試合をそれぞれ行い、2日目にダブルス1試合、最終日の3日目は両国1位と2位同士のシングルス2試合の合計5試合が行われ、3勝した国が勝利することとなる。
また日本と対戦するコロンビア男子選手は世界ランキングトップ100に2名おり、
A・ファリャ(コロンビア)、
S・ヒラルド(コロンビア)と実力者が揃っている。
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