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男子テニスの国別対抗戦デビスカップの日本対韓国戦が7日に最終日を迎え、日本チームが3勝2敗で勝利を収め、9月から行われるワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)へ進出を果たした。
最終日となったこの日、世界ランク101位の伊藤竜馬(日本)がシングルス最終戦でチョ・ミンヒョクをストレートで下し、ここまで2勝2敗の激戦に終止符を打った。
ウィニングショットとなったサービスエースを決めた伊藤竜馬は、ガッツポーズで勝利の雄叫びをあげ、チームの皆と喜びを分かち合った。ファイナルセットではチョ・ミンヒョクに1ゲームも与えず圧倒する試合内容だった。
初日のシングルスでは、2セットダウンからの大逆転勝利を収めた添田豪(日本)だったが、この日のシングルスではイム・ヨンギュ(韓国)に敗れ「自分の中では100パーセントのテニスで悔いは無いです。韓国選手のプレーが素晴らしかった。」と試合を振り返った。また添田は、初日のフルセットの疲労が残り、試合前から万全ではなかったことを明かした。
日本を勝利に導いた伊藤竜馬は「後ろにはチームのみんながいてくれるという支えがあった。あとから結果がついてくるという気持ちでプレーしていた。」と述べ「気がついたらいつの間にか終わっていた。ほっとしています。」と会場に笑いを誘う場面も見せた。
監督を務めた植田実監督は、今回の日韓戦には特別な想いがあると語る。「実は3度目の正直でした。いつも乗り越えられない韓国というチームに、今回始めて勝つことが出来た。特別な日韓戦であった。」
そして、9月からのワールドグループ入れ替え戦に向けて聞かれると「選手たちはこれからツアーに出るので、メンバーの選出は白紙に戻して考えていく。」と説明、植田監督はダブルスへの課題を見据えていた。
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