HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
男子テニスツアーのマスターズ大会であるロジャーズ・カップ男子(カナダ/モントリオール、ハード)は8日、シングルス3回戦が行われ、第2シードのA・マレー(英国)がE・ガルビス(ラトビア)に4-6, 3-6のストレートで敗れ、ベスト8進出とはならなかった。また、AEGON選手権とウィンブルドンで続いたマレーの連勝記録は13でストップした。
ウィンブルドンで悲願の地元優勝を飾って以来、約1カ月ぶりの公式戦に臨んでいたマレーは「長い休みの後、すぐに完璧なプレーが出来るとは思ってはいないよ。時間が必要だね。」と、試合後に敗戦を受け止めていた。
「今日はとても素晴らしい選手との対戦だった。彼(ガルビス)はコートの上でなかなかリズムを作らせてくれなかった。それでも、昨日の試合よりは良い感覚でボールを打つ事が出来ていた。」
ウィンブルドン後、マレーは今大会までアメリカのマイアミでトレーニング中心に調整していた。
「今年は例年に比べて、ちょっと長めの準備期間を持ったんだ。でも、これから先はもっと試合形式の練習を増やすなど、調整の仕方を確認する必要があるね。」
マレーは、昨年の全米オープンでグランドスラム初タイトルを獲得した。今後は、来週から開催されるW&Sマスターズと、今季最後のグランドスラムである全米オープンへ出場する予定。
「目標は全米オープンでピークを持ってこれるようにする事。でも、そうするためには、しっかりと準備が出来ているか確認する必要があるし、当然この大会ではもっと良い結果を望んでいたけどね。」
「今後しなければならない事は、とにかく毎日もっと向上出来るように練習を続ける事。そして全米オープンの時にはベストのプレーが出来るようにしたいね。」
この日行なわれた試合結果は以下の通り。
○R・ナダル(スペイン)(4) vs. ●J・ヤノヴィッツ(ポーランド)(15), 7-6 (8-6), 6-4
●B・ペール(フランス) vs. ○M・マトセビッチ(オーストラリア), 6-7 (7-9), 7-6 (12-10), 3-6
●A・マレー(2) vs. ○E・ガルビス, 4-6, 3-6
●T・ベルディフ(チェコ共和国)(5) vs. ○V・ポスピシル(カナダ), 5-7, 6-2, 6-7 (5-7)
○N・ダビデンコ(ロシア) vs. ●A・ボゴモロフJR(ロシア), 6-4, 6-3
●J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)(6) vs. ○M・ラオニチ(カナダ)(11), 5-7, 4-6
○R・ガスケ(フランス)(7) vs. ●錦織圭(日本)(9), 1-6, 6-3, 6-3
○N・ジョコビッチ(セルビア)(1) vs. ●D・イストミン(ウズベキスタン), 2-6, 6-4, 6-4
《ロジャーズ・カップ男子 対戦表》
■関連記事■
《マレー、全米連覇へ切り替える<ロジャーズ・カップ男子>》
《悲願の全英初優勝マレーを信じ続けたコーチのレンドル<ウィンブルドン>》
《錦織圭、ベスト8進出と世界トップ10入り逃す<ロジャーズ・カップ男子>》
《世界11位の錦織がトップ10入りに意欲「ポイントを稼ぎたい」<ロジャーズ・カップ男子>》
《王者ジョコビッチが快挙達成のマレーを称賛「優勝者に相応しい」<ウィンブルドン>》
《ナダルとジョコビッチに不仲説》
■関連動画■
《フェデラーが黒塗りラケットで再始動!ATP男子ツアーマガジン Vol.181》
《77年ぶり地元優勝を果たした歓喜のマレーを特集!ATP男子ツアーマガジン Vol.180》
《歴史に残るウィンブルドン決勝を振り返る!!ATP男子ツアーマガジン Vol.179》
《フェデラーが語った、ウィンブルドンで学んだこと!ATP男子ツアーマガジンVol.177》
その他のニュース
|
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.