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女子テニスツアーのシティ・オープン女子(アメリカ/ワシントンDC、ハード)は、現地7月31日に2回戦が行われたが、O・ポクコワ(ロシア)は試合途中で線審にボールを当ててしまい、試合続行を認められず失格となるアクシデントが起きた。
P・オルマエチェア(アルゼンチン)と対戦したポクコワは、第1セットをゲームカウント6-3で取るも第2セットを落とし、第3セットもゲームカウント1-4と大きくリードされる。
そこで、フラストレーションが溜まっていたポクコワは苛立ちを爆発させ、ボールを左側のフェンスに打った。そのボールが運悪く線審の右膝を直撃してしまった。
今回のアクシデントについて、ポクコワは「あの時、ボールが行った方には顔を向けていなかった。わざとやったのではない。」と、話した。
これに対し、女子プロテニス協会は「100パーセント彼女(ポクコワ)の言っている事を信用しています。それでも今回の事は、わざとかそうではないかの問題ではなく、彼女が行った行動の結果がどうだったかなのです。」
「彼女が打ったボールは、確実に線審に当たり、彼(線審)は膝にアザが出来てしまいました。かなりの強さでボールが当たったからです。」
「彼女はもちろんわざとやった訳ではないけれど、それでも実際起きてしまったのです。その事実は、試合を失格させるに十分な要因。」
このアクシデントを聞いた人々は、まず最初に昨夏の事件を思い浮かべたことだろう。その事件はD・ナルバンディアン(アルゼンチン)とM・チリッチ(クロアチア)のAEGON選手権決勝戦で起きた。
それは、自身のサービスゲームでチリッチにブレークを許したナルバンディアンは不満を爆発させ、線審の椅子を囲む広告看板を蹴ったところ看板が壊れてしまい、その破片が線審の左すねを傷つけて流血騒ぎとなった。この結果、ナルバンディアンは非スポーツマンシップ行為により失格となった。
今回の事件のビデオが公開されると、ナルバンディアンのように故意ではなく、過失に近いという事が判明した。とは言うものの、実際にボールが当たってしまった事は事実である。
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