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テニスのグランドスラムである全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー）は７日、男子シングルス準決勝を行い、第１シードで世界ランク１位のＮ・ジョコビッチ（セルビア）が第３シードのＲ・ナダル（スペイン）に4-6, 6-3, 1-6, 7-6(7-3), 7-9で敗れ、生涯グランドスラム達成は来年以降に持ち越しとなった。

惜敗したジョコビッチは「信じられないような試合になった。でも今は残念な気持ちでいっぱいだね。ナダルにはおめでとうと言いたい。適切なタイミングで勇気を持って攻撃していたからね。ファイナルセットで彼をリードしていたとき、信じられないようなショットをベースラインから放ってきた。祝福の言葉を送りたいのは彼がすばらしい選手だから。だから彼（ナダル）は長年、今大会で優勝しているのだし、僕はまた来年だね。」と述べた。

「ナダルとの対戦では今回が初めての敗退ではないし、最後の敗退でもない。今回、どうしても優勝したかったからがっかりしている。それだけさ。今、そのように感じているんだ。」

続けてジョコビッチは次のようにも打ち明けている。「簡単な試合は想定していなかった。両者ともに最高のパフォーマンスを発揮することはわかっていた。肉体的にも精神的にもね。僕らはともに試合に勝ちたかったんだ。ベストを尽くしたさ、本当だよ。挽回しようと一所懸命プレーをした。第３セットはひどいプレーだったね。肉体的に疲れてしまっていた。そこを付け込まれたわけさ。その後、挽回して本当に本当にいいプレーをしたけれども、それでもだめだった。」

【全仏オープン２０１３ 男女対戦表】

【全仏オープン２０１２ 男女対戦表】

【全仏オープン２０１１ 男女対戦表】

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