男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNLイタリア国際男子（イタリア/ローマ、レッドクレー）は１９日、シングルス決勝が行われ、第５シードのＲ・ナダル（スペイン）が第２シードのＲ・フェデラー（スイス）を6-1, 6-3のストレートで下し、見事優勝を飾った。試合時間はわずか１時間９分だった。
試合後、ナダルは「４・５カ月前、復帰後に８大会で６勝出来ると言われたら、その人に対してクレージーだね、と言っていたと思う。マスターズ１０００の大会で３勝、５００の大会で２勝出来るなんて夢にも思わなかった。」と、感慨深げに話した。
加えて、ナダルは「今言えるのは、皆さん、そしてチームのサポートに対する感謝の言葉だね。皆のおかげでこのレベルまで戻り、再び高いレベルで戦えるというチャンスを手にする事が出来た。全仏についてはまだ考えたくない。この優勝を、まずは味わいたいね。」と、コメント。
今回の優勝でナダルはATPランキングポイントを１０００獲得した。この結果、今週発表の最新の世界ランキングでランクを１つ上げ、Ｄ・フェレール（スペイン）を抜き４位へ上昇する。
ツアー通算５６勝目を決めたナダルは、これでフェデラーとの対戦成績を２０勝１０敗に伸ばした。
ナダルは、今回の優勝でクレーコートにて通算４１勝目をあげた。ナダルとフェデラーは２００６年の今大会でも対戦しており、その時はナダルが２本のマッチポイントをしのいで6-7 (0-7), 7-6 (7-5), 6-4, 2-6, 7-6 (7-5)の激戦を制していた。
《BNLイタリア国際 男女ドロー表》
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（2013年5月20日7時39分）
義基耀と奈良恒輝 インハイ決勝へ 
