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女子テニスツアーのBNPパリバ・オープン女子(アメリカ/カリフォルニア州インディアンウェルズ、ハード)は、シングルス決勝戦が行われ、第2シードのM・シャラポワ(ロシア)が第8シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)を6-2, 6-2のストレートで下し、今季初優勝すると同時に、通算28勝目を決めた。
トロフィー贈呈の場で、シャラポワは「このような瞬間があるからテニスをしている。このスポーツをする機会に恵まれて、私たちは幸運ね。アスリートとして最も大切なのは、健康でいる事。皆さんからのサポート、そしてチャンピオンになれる事、これがテニスを特別なものにしていると思う。」と、話した。
また、シャラポワは「キャロリーン(ウォズニアキ)におめでとうと言いたい。今大会では素晴らしいプレーをしていた。彼女がいいプレーをしている事は嬉しいわ。」と話し、対戦相手を称えた。
現在の世界ランキングを3位としているシャラポワは、準決勝での勝利により、最新の世界ランキングでは2位にランクを戻す。
一方、決勝ではシャラポワの勢いに手も足も出なかったウォズニアキは「私にとって素晴らしい大会になった。この大会で決勝に進んだのは3度目。2年前には優勝している。この大会の雰囲気はとてもリラックスしているから、いつも楽しくプレーが出来る。また観客の皆さんも素晴らしく、私たちを常にサポートしてくれる。」と、語った。
加えて、ウォズニアキは「今日のマリアは本当に素晴らしかった。私よりもいいテニスをしていた。だから、祝福の言葉を贈りたいわ。来週のマイアミ大会ではリベンジ出来たらと思う。共に決勝まで進めたらいいわね。」と、コメント。
2006年の今大会で優勝しているシャラポワは、25年の歴史を誇るこの大会で2勝目を飾った8人目の選手となった。他の7人にはM・ナブラチロワ(アメリカ)、M・J・フェルナンデス、S・グラフ(ドイツ)、L・ダベンポート(アメリカ)、S・ウィリアムズ(アメリカ)、D・ハンチュコバ(スロバキア)、K・クレイステルス(ベルギー)がいる。
この決勝戦、シャラポワは得意とするストローク戦で、1ゲーム当たり2本のウィナーを決める猛攻をみせ、ウォズニアキを圧倒。シャラポワは第1セットの第1ゲームでいきなりウォズニアキのサービスゲームをラブゲームでブレークし勢いに乗ると、このセットをゲームカウント6-2で先取する。
第2セットでも好調を勢いを維持したシャラポワは、ウォズニアキに隙を与えず、1時間21分で試合に終止符を打った。
シャラポワの凡ミスの数は25本を記録するも、ウィナーの数ではウォズニアキの15倍を超える33本を記録した。ウォズニアキのウィナー数は、わずか2本だった。
《BNPパリバ・オープン男女シングルス対戦表》
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