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男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード)は15日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第8シードのJW・ツォンガ(フランス)を6-3, 6-1のストレートで下し4強入りを果たした。
ジョコビッチはこの日、自身のサーブで8本のエースを奪い、ツォンガにブレークポイントを全く与えない完璧なサービスゲームを展開し、4度のブレークを奪う一方的な試合運びで、わずか54分で世界ランク8位のツォンガを下した。
「対戦相手のことは気にせずに、自分のゲームにだけ集中しようとしたんだ。自分がやるべきことだけに集中しようとしたら、自分のプレーも本当に良くなっていったよ。今日のサーブは申し分なかったし、他のショットもとても良かったね。」とジョコビッチ。
「今日重要だったのは、彼(ツォンガ)に追いつかせるチャンスを与えなかったことだね。彼に『ブレークバックして追いつくことができる。』と思わせるような隙を与えなかったんだ。これはすべての試合を通して大事なことなんだよ。」と試合を振り返るジョコビッチ。
今年の5月22日で26歳になるジョコビッチは今季まだ無敗で、この日の勝利で今季の連勝記録を17に、昨季からの無敗記録を25に伸ばした。
一方敗れたツォンガは、「今日の自分の試合にはがっかりしているよ。今日はミスショットが本当に多かったね。何て言ったら良いのかわからないけど、今日は本当に調子が悪くて、やることなすこと上手く行かなかったんだ。彼(ジョコビッチ)がプレッシャーをかけてきたからではなく、自分がそんな調子だったから、今日はボールをコートに入れることすら本当に大変だったよ。」と試合を振り返った。
「だけど今日まで何試合かこの大会で勝利することができたのは収穫だったかな。この大会でベスト8まで勝ち残るのは初めてだったから、今までより良い成績を残すことができてよかったよ。」と大会を振り返った。
27歳のツォンガが過去本大会に2008年から毎年出場し、過去3度ベスト16に進出していたが、ベスト8に進出するのは今回が初めてのことで、昨年もD・ナルバンディアン(アルゼンチン)にフルセットの末敗れベスト8進出を阻まれていた。
勝利したジョコビッチは、自身14度目となるマスターズ1000大会でのタイトル獲得を目指し、第3シードのA・マレー(英国)に逆転で勝利し勝ち上がってきた第7シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)と対戦する。
ジョコビッチとデル=ポトロは過去10度対戦し、ジョコビッチが8勝2敗とリードしており、直近の対戦ではジョコビッチが4連勝しているが、昨年のロンドンオリンピックの3位決定戦ではデル=ポトロが勝利しており見事銅メダルを獲得していた。
この日行われた試合結果は以下の通り。
○N・ジョコビッチ(1) vs. ●JW・ツォンガ(8), 6-3, 6-1
●A・マレー(3) vs. ○J・M・デル=ポトロ(7), 7-6, 3-6, 1-6
今大会の優勝賞金は100万ドル。
《BNPパリバ・オープン男女シングルス対戦表》
【大会11日目スケジュール】
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