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第16シード錦織圭、世界85位からチャンス掴めず◇BNPパリバ・オープン男子

男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード)は、シングルス3回戦が行われ、第16シードの錦織圭(日本)C・ベルロク(アルゼンチン)に2-6, 2-6のストレートで敗れ、今大会初となる4回戦進出とはならなかった。

【第1セット】

この試合、第1セットで錦織は、ベルロクの強烈なフォアハンドとサーブにおされ試合の主導権を握る事が出来ず、ブレークチャンスすら掴めなかった。また、第1セットでベルロクのファーストサーブが入った時には、88パーセントの高い確率でポイントを決められ、錦織は2度もベルロクにブレークを許してしまった。

【第2セット】

第2セットに入っても試合の流れは変わらず、錦織は自身のサービスゲームでファーストサーブが入った時にはわずか48パーセントの確率でしかポイントを獲得出来ず、さらに第1セット同様2度のブレークをベルロクに許してしまい、1時間12分で3回戦敗退となった。

試合を通して、錦織はブレークチャンスを1度も握る事が出来ず、ベルロクはファーストサーブが入った時に90パーセントの確率でポイントを獲得した。

錦織とベルロクは、今年の全豪オープン2回戦で対戦し、その時は錦織が7-6 (7-4), 6-4, 6-1のストレートで勝利した。

また、シード勢が順当に勝ち進んだ場合、錦織は4回戦で第3シードのA・マレー(英国)と対戦する可能性があった。

今年に入り錦織は、アメリカ国際インドアテニス選手権では1セットも落とさずに自身3度目となるツアー優勝を飾るも、その後のデルレイビーチ国際テニス選手権では、左脇腹の痛みを理由に、1回戦で途中棄権を申し入れていた。

錦織を下した30歳のベルロクは、2012年3月に自己最高ランクとなる37位を記録、さらに今年のブラジル・オープンではR・ナダル(スペイン)から1セットを奪うなどの活躍をみせていた。

ベルロクは4回戦で、第3シードのマレーとルー・イェンスン(台湾)の勝者と対戦する。

《BNPパリバ・オープン男女シングルス対戦表》


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■関連動画■

《錦織圭のツアー3勝目の模様を完全網羅》

(2013年3月13日11時32分)

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