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男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNPパリバ・オープン男子(アメリカ/カリフォルニア州インディアンウェルズ、ハード)は11日、シングルス3回戦が行われ、第2シードのR・フェデラー(スイス)がI・ドディグ(クロアチア)を6-3, 6-1と危なげなく退け、大会連覇へ前進した。
1時間1分の圧勝でドディグを下したフェデラーだったが、試合終盤で腰を捻ってしまった。
試合後、フェデラーは「あまり心配はしていないよ。ちょっと捻ったくらい。これまで、何度も経験しているからね。グランドスラム期間中だったり、大会の途中だったり、練習している時だったり。どう対処するかは学んでいるさ。」と、コメント。
加えて「歩く事も問題ないし、明日は試合がないからオフをとるよ。初めての事ではないから、対処の仕方だってわかっているさ。」とフェデラーは、翌日は試合がないため、休養をとるとも語っていた。
また、この日のインディアンウェルズには、選手達を驚かす出来事があった。この日の午前中、試合開始前の9時55分に、マグニチュード5.1の地震があった。フェデラーは部屋にいたが、驚いて外へ飛び出したとコメントしている。
「最初の何秒かは、何が起きたかわからなかった。思わず外へ飛び出してしまったんだ。だって、そこからどれくらい長く揺れるかわからなかった。とても不思議な気分だった。窓ガラスも揺れていた。」と、その時の事を振り返っていた。
フェデラーはベスト8進出をかけて、第18シードのS・ワウリンカ(スイス)との同胞対決に臨む。この日ワウリンカは、元世界ランク1位のL・ヒューイット(オーストラリア)を6-4, 7-5で下しての勝ち上がり。
この日行われた試合結果は以下の通り。
○R・フェデラー(2) vs. ●I・ドディグ, 6-3, 6-1
○R・ナダル(スペイン)(5) vs. ●L・マイェール(アルゼンチン), 0-0 (途中棄権)
○T・ベルディフ(チェコ共和国)(6) vs. ●F・マイヤー(ドイツ)(27), 6-4, 6-1
○R・ガスケ(フランス)(10) vs. ●J・ヤノヴィッツ(ポーランド)(24), 6-1, 6-4
○G・シモン(フランス)(13) vs. ●B・パイユ(フランス), 3-6, 7-6 (7-5), 6-4
○S・ワウリンカ(18) vs. ●L・ヒューイット, 6-4, 7-5
●A・セッピ(イタリア)(20) vs. ○E・ガルビス(ラトビア), 7-5, 3-6, 4-6
●J・ニエミネン(フィンランド) vs. ○K・アンダーソン(南アフリカ), 3-6, 1-6
今大会の優勝賞金は100万ドル。
《BNPパリバ・オープン男女シングルス対戦表》
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(翻訳・記事/弓削忠則)
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