男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNPパリバ・オープン男子（アメリカ/カリフォルニア州インディアンウェルズ、ハード）は、シングルス１回戦が行われ、伊藤竜馬（日本）はＥ・ドンスコイ（ロシア）に2-6, 1-6のストレートで敗れ、初戦突破とはならなかった。ドンスコイは２回戦で、第３シードのＡ・マレー（英国）と対戦する。
伊藤竜馬下したドンスコイは、今年の全豪オープン３回戦で錦織圭（日本）と対戦し、その時は錦織がストレートで勝利していた。
この試合、世界ランク８４位の伊藤竜馬はファーストサーブの確率が４５パーセントと低かった事が影響し、同８３位のドンスコイに４度のブレークを許し、１時間７分で初戦敗退となった。伊藤竜馬は、６度のブレークチャンスがあったが、１度もブレークに結びつける事が出来なかった。
今大会には伊藤竜馬の他にも、日本勢から第１６シードで錦織圭が出場しており、２回戦で予選勝者のＰ・ペッツシュナー（ドイツ）と対戦する。また、添田豪（日本）はＲ・ハリソン（アメリカ）に敗れ、初戦で姿を消した。
この日行われた試合結果は、以下の通り。
○Ｐ・アンドゥハル（スペイン） vs. ●Ｓ・ジョンソン（アメリカ）, 2-6, 6-1, 6-4
○Ｍ・エブデン（オーストラリア） vs. ●Ａ・クズネツォフ（ロシア）, 6-3, 4-6, 6-4
●Ｄ・ツルスノフ（ロシア） vs. ○Ｐ・ペッツシュナー, 4-6, 4-6
○Ｍ・マトセビッチ（オーストラリア） vs. ●Ｔ・ロブレド（スペイン）, 7-5, 6-2
●Ｓ・ヒラルド（コロンビア） vs. ○Ｃ・ベルロク（アルゼンチン）, 0-6, 6-2, 5-7
○Ｅ・ドンスコイ vs. ●伊藤竜馬, 6-2, 6-1
●Ｈ・セバリョス（アルゼンチン） vs. ○Ａ・ラモス（スペイン）, 3-6, 3-6
○Ｉ・カルロビッチ（クロアチア） vs. ●Ｊ・ソック（アメリカ）, 3-6, 7-6, 6-2
○Ｂ・パウ（ドイツ） vs. ●Ａ・ファリャ（コロンビア）, 7-6, 6-2
○Ｊ・ブレイク（アメリカ） vs. ●Ｒ・ハース（オランダ）, 6-3, 6-4
○Ｎ・ダビデンコ（ロシア） vs. ●Ｐ・Ｈ・マチュー（フランス）, 7-6, 6-2
《BNPパリバ・オープン男女シングルス対戦表》
■関連記事■
《錦織圭は世界１１９位と対戦◇BNPパリバ・オープン男子》
《添田豪、ナダルとの２回戦逃す◇BNPパリバ・オープン男子》
《フェデラー、復帰のナダルについて語る◇BNPパリバ・オープン男子》
《ナダルの１番辛かった決断とは◇BNPパリバ・オープン男子》
《マレーがフェデラー抜く可能性あり◇BNPパリバ・オープン男子》
（2013年3月9日10時11分）
オランダ 104年の歴史で初の決勝へ 
