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男子テニスツアーのドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、賞金総額200万ドル、ハード)は25日から開幕し、シングルス1回戦7試合が行なわれ、第7シードのA・セッピ(イタリア)はP・H・マチュー(フランス)を6-3, 7-5、第8シードのM・ヨージニ(ロシア)もB・カブチッチ(スロベニア)を1-6, 6-1, 6-3の逆転で下し、シード勢が初戦突破を決めた。
世界ランク29位のセッピは、同64位のマチューに対して、これまで4回の対戦で1度も勝利を飾れていなかった。この日のセッピは、6本のダブルフォルトを犯したマチューのサービスゲームを6度のブレークに成功し、1時間26分のストレートで初勝利を飾った。
セッピは「今日は、いつもよりもっとミスを減らすように心掛けてプレーしたんだ。そして、ボールを中央に集めて、あまりアングルに打たないようにした。今日は良い試合展開に持っていけたと思う。このドバイでの初勝利でもあったし、とても嬉しいよ。」と、コメントしていた。
一方、カブチッチに勝利したヨージニは「今日は良いプレーが出来たわけじゃないけど、こうして1回戦を勝利で終われて嬉しく思っている。もちろん、2回戦だって厳しい試合になるだろう。調子が良いと感じても2回戦で負ける事もあるし、あまり良くないと思いつつも決勝へ進める時もある。だから、あまり考え過ぎないようにして、ただコートへ向かって目の前の試合に集中するようにしたいね。」と、今後の試合に気持ちを向けていた。
セッピはL・ロソル(チェコ共和国)と、ヨージニはD・ブランズ(ドイツ)と、準々決勝進出をかけて2回戦で顔を合わせる。ロソルはこの日、予選を勝ち上がったM・ヴィオラを6-3, 7-5のストレートで下しての勝ち上がり。ブランズもF・セラ(フランス)との予選勝者対決を7-6 (9-7), 6-4のストレートで制して2回戦へ進んだ。
今大会はトップ10選手中6名が出場する。第1シードにN・ジョコビッチ(セルビア)、第2シードにR・フェデラー(スイス)、第3シードにT・ベルディフ(チェコ共和国)、第4シードにJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)と続く。
ジョコビッチは同胞のV・トロイキ(セルビア)と、ベルディフも主催者推薦のR・ラム(アメリカ)と、デル=ポトロはM・バグダティス(キプロス)と、それぞれ現地火曜日の1回戦で対戦する。
この日行われた試合結果は以下の通り。
○R・フェデラー(2) vs. ●M・ジャジーリ(チュニジア), 5-7, 6-0, 6-2
○A・セッピ(7) vs. ●P・H・マチュー, 6-3, 7-5
○M・ヨージニ(8) vs. ●B・カブチッチ, 1-6, 6-1, 6-3
●D・ゴファン(ベルギー) vs. ○R・バウティスタ=アグ(スペイン), 2-6, 5-7
●F・セラ vs. ○D・ブランズ, 6-7 (7-9), 4-6
○L・ロソル vs. ●M・ヴィオラ, 6-3, 7-5
○S・デウバーマン(インド) vs. ●I・クニツィン(ロシア), 6-1, 6-4
今大会の優勝賞金は42万9600ドル。
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(翻訳・記事/弓削忠則)
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