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女子テニスツアーのドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、賞金総額200万ドル、ハード)は20日、シングルス2回戦全8試合が行われ、前年度チャンピオンで第3シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)が主催者推薦のY・プチンツェバを7-5, 6-3のストレートで下し、大会2連覇へ向けてベスト8入りを果たした。
世界ランク4位のラドワンスカは、同101位のプチンツェバに第1セットで苦戦を強いられる。このセットはブレーク合戦が続くも、ラドワンスカがゲームカウント6-5とリードした第12ゲームで、4度目のブレークに成功し、第1セットを先取。
第2セットではサーブの調子を徐々に上げたラドワンスカが、1度のブレークをプチンツェバに許したが、それを上回る2度のブレークに成功し、1時間49分で勝利をものにした。いずれのセットも、先にブレークを許したラドワンスカは、挽回する粘り強さをみせていた。
ラドワンスカは「いつも初対戦の試合は厳しいもの。それに、今大会の初戦だったから、なおさら。ベストのプレーが出来ない中でも、目の前のポイントを取るために必死で戦って、第1セットで逆転する事が出来た。結果、ストレート勝利を飾れて、嬉しく思っているわ。」とラドワンスカは、難しい試合を勝ち上がれた喜びを語っていた。
一方、これまでトップ20の選手との対戦がなかったプチンツェバは「この試合から多くの事を経験出来た。初めてトップ5選手と対戦して、自分のテニス人生に大きなステップになったと思う。楽しめる瞬間も多々あったし、コートでのプレーには満足しているわ。今後はもっと良いプレーが出来ると思う。」と、敗戦ながら前向きに受け止めていた。
勝利したラドワンスカは、ベスト4入りをかけてA・イバノビッチ(セルビア)を7-5, 7-6 (7-1)で下した第6シードのP・クヴィトバ(チェコ共和国)と準々決勝で対戦する。
この日行われた試合結果は以下の通り。
●S・ウィリアムズ(アメリカ)(2) vs ○M・バルトリ(フランス), 棄権
○A・ラドワンスカ(3) vs ●Y・プチンツェバ, 7-5, 6-3
●A・ケルバー(ドイツ)(4) vs R・○ビンチ, 5-7, 1-6
○S・エラーニ(イタリア)(5) vs ●S・キルスチャ(ルーマニア), 6-4, 6-4
○P・クヴィトバ(6) vs ●A・イバノビッチ, 7-5, 7-6 (7-1)
○S・ストザー(オーストラリア)(7) vs ●シェ・シュウェイ(台湾), 6-4, 6-0
○C・ウォズニアキ(デンマーク)(8) vs ●ジェン・ジー(中国), 6-0, 6-1
●C・スアレス・ナバロ(スペイン) vs ○N・ペトロワ(ロシア), 6-1, 6-0
今大会の優勝賞金は44万2198ドル。
【ドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権 準々決勝をライブ配信!!】
2月21日(木) 19:00~
第1試合 サマンサ・ストザー (7) vs. ロベルタ・ビンチ
第2試合 サラ・エラーニ (5) vs. ナディア・ペトロワ
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(翻訳・記事/弓削忠則)
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