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女子テニスツアーのドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、賞金総額200万ドル、ハード)は19日、第1シードでエントリーしていたV・アザレンカ(ベラルーシ)が欠場する事を表明した。欠場理由として、右足の怪我を悪化させたくないと、アザレンカはコメントしている。
「試合に臨もうとしたけど、体がNOと言うの。無理は出来ないわ。自分をより悪化するような状況にはしたくないし、そうしたらとても馬鹿げているでしょ。」と、アザレンカ。
先週行われたカタール・オープンの決勝戦では、10連敗中だったS・ウィリアムズ(アメリカ)を下し、優勝を飾ったアザレンカは「この5日間は、たくさんテニスをしていたから、その直後に違う大会に出場するのは負担が大きい。それで悪化するような事は避けたかったの。」と、今の体の状態を説明していた。
一方、カタール・オープンでベスト4入りした時点で、世界ランク1位の座を手にしたS・ウィリアムズは、全豪オープンでは足首や腰を痛めていたが、順調な回復をみせていると語る。「今週は、さらに良くなっているわ。全く違う選手、違う人間になった気分よ。」と、セリーナ。
加えて、世界ランク1位へ返り咲いた事に関してセリーナは「また、世界の頂点に立ちたいという目標にやっと辿り着いた感じ。この座を維持出来れば、素晴らしい事だし、それが出来なくなったら終わりかもしれないわ。」と、自身の好調を実感しているようだった。
今大会は上位シード4選手が1回戦を免除されており2回戦から登場するため、アザレンカの代わりにラッキールーザーでC・スアレス・ナバロ(スペイン)が本戦へ繰り上がった。第2シードがセリーナで、第3シードにA・ラドワンスカ(ポーランド)、第4シードがA・ケルバー(ドイツ)と続く。
《女王セリーナ登場 大会3日目スケジュール》
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(翻訳・記事/弓削忠則)
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