HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
男子テニスツアーのアメリカ国際インドアテニス選手権(アメリカ/メンフィス、賞金総額121万2750ドル、インドアハード)は18日、シングルス1回戦が行われ、第1シードのM・チリッチ(クロアチア)がI・ドディグ(クロアチア)との同胞対決を4-6, 6-2, 6-3の逆転で制して、初出場となる今大会のデビュー戦を勝利で飾った。
この日、世界ランク12位のチリッチは、ドディグに第1セットの第3ゲームでブレークを許し、このセットを先取されてしまう。
しかし、第2セットからギアを上げたチリッチは、第2セットの第1ゲームでドディグのサービスゲームをブレークする。以降、試合の主導権を握ったチリッチは、第7ゲームで2度目のブレークに成功、続く自身のサービスゲームをキープして、1セットオールとする。
第3セット、勢いに乗ったチリッチは、第3ゲームでブレークし、1時間46分の逆転でドディグを下した。
チリッチは、先々週に祖国で行われたザグレブ・インドアで今季初優勝。自身9回の優勝のうち4大会をインドア・ハードコートで飾っており、この大会もその得意のサーフェースで今季2度目の優勝を狙う。
2回戦でチリッチは、昨年のチャンピオンであるJ・メルツァー(オーストリア)とI・セイスリン(オランダ)の勝者と対戦する。
また、今大会には日本のエースで世界ランク22位の錦織圭(日本)が第5シードでエントリーしている。現地火曜日行われるナイトマッチに錦織は、予選を勝ち上がったI・マルチェンコ(ウクライナ)と1回戦で対戦する。チリッチと錦織は、順当に勝ち進むと準々決勝で対戦する。
この日行われた試合結果は以下の通り。
○M・チリッチ(1) vs ●I・ドディグ, 4-6, 6-2, 6-3
●S・ジョンソン(アメリカ) vs ○R・ウィリアムズ(アメリカ), 6-7 (4-7), 4-6
●R・ハリソン(アメリカ) vs ○L・クボット(ポーランド), 4-6, 7-6 (7-4), 6-7 (2-7)
今大会の優勝賞金は29万1800ドル。
■関連記事■
《【コラム】期待高まる錦織圭、第5シードで再始動》
《錦織圭登場 アメリカ国際インドアテニス選手権◇大会2日目スケジュール》
《錦織圭は後退、ナルバンディアンなどは上昇◇世界ランキング》
(翻訳・記事/弓削忠則)
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.