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テニスのグランドスラムである全豪オープンの大会組織委員会によると、来年度の大会賞金総額が3000万オーストラリアドルとなり、男女優勝者の賞金も243万オーストラリアドル(約2億1300万円)と史上最高額となることがわかった。
今回の改正点の特徴は、本選の1回戦から3回戦敗退者、男女ダブルス、予選敗退者へ支払われる賞金が大きく増額されていることであり、これは大会側とR・フェデラー(スイス)、N・ジョコビッチ(セルビア)およびA・マレー(英国)らを代表とする賞金の公平な分配を求める選手会との協議により決められた。
この変更で、初戦敗退者への賞金は今年度から32.7%アップし、27,600オーストラリアドルとなる。2回戦敗退者は36.6%アップで、45,500オーストラリアドル、3回戦敗退者には30%アップの71,000オーストラリアドルが支払われる。また、予選敗退者への賞金は15%アップ、ダブルス初戦敗退者への賞金は30パーセントアップする。
大会主催者のクレイグ・タイリー氏は「我々は、テニス選手がテニス選手として生活を送りながらツアーを回ることができることを保障していきたいと考えている。だから、我々は世界ランクがまだ高くない選手の功績に応えるために、予選やダブルス、本選の早期敗退者への賞金を増額した。グランドスラムの本選に出場するためには、世界中で行われる厳しいツアーを回り、世界ランク100位に入っている必要があるから。」
全豪オープンは来年1月14日から27日の期間開催される。
(1オーストラリアドル=約87.6円で換算)
《「ジョコビッチとナダルの史上最長5時間53分」過去記事はこちら》
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