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ATP(男子プロテニス協会)で、今年最も高い功績(TOP ACHIEVEMENTS OF THE YEAR)の1つとして、1位にR・フェデラー(スイス)の世界ランク1位在位最長記録となる302週間の世界記録が選ばれた。
2010年の6月、世界ランキング1位の座をR・ナダル(スペイン)に譲ってしまったフェデラー。昨年30歳となったフェデラーは、9月のデビスカップからATPワールド・ツアー・ファイナルまで17連勝を記録し、シーズンを終えた。
今シーズンは1月の全豪オープンと2月のデビスカップで敗北を喫すも、ABNアムロ 世界テニス・トーナメント、バークレイズ・ドバイ・デューティ・フリーテニス選手権、BNPパリバ・オープン男子の3大会連続でタイトルを獲得した。
その後、過去6度の優勝を誇るウィンブルドンでは、地元のA・マレー(英国)に勝利し自身17回目のグランドスラム優勝、さらに世界ランキング1位に返り咲いた。
《「フェデラーが史上最多に並ぶ7度目V 王座返り咲き◇ウィンブルドン」過去記事はこちら》
以降、王者の座を今年の10月まで維持し、P・サンプラス(アメリカ)の持つ世界ランク1位在位の286週の記録に並ぶと、その後は世界ランク1位在位最長記録を更新し、その座をN・ジョコビッチ(セルビア)に明け渡すまで302週間の世界記録を樹立していた。
「子供の頃からヒーローであるピート(サンプラス)の記録を塗り替えることができたことはとても誇りです。」と、フェデラーは語った。
《「フェデラーがオフコートで2冠達成◇ATPワールド・ツアー・ファイナル」過去記事はこちら》
今季フェデラーの戦績は71勝12敗とし、昨年優勝を果たし大会2連覇を目指したスイス・インドアとATPワールド・ツアー・ファイナルでは決勝で敗れ準優勝に終わった。
《「フェデラー地元声援に応えられず、今季7度目で敗れる◇スイス・インドア」過去記事はこちら》
《「フェデラーを破り世界1位ジョコビッチが有終の美◇ATPツアー・ファイナル」過去記事はこちら》
今年最も高い功績(TOP ACHIEVEMENTS OF THE YEAR)は、以下の通り。
■1位:フェデラーの世界記録樹立が1位に選ばれる
■2位:ナダルの42連勝、大会8連覇という驚異的な成績
■3位:ジョコビッチとナダルの壮絶な対戦成績
■4位:2年連続王者ジョコビッチ「この2年間はとても長かった」
■5位:史上最多7度目の優勝を果たしたナダル「それが僕にとっての幸せ」
■6位:ナダルとフェデラーが「21」で選出
■7位:ウィンブルドン制したフェデラー「ずっと考えてきた」
■8位:金メダリストで全米覇者のマレー「明らかに感情的だった」
■9位:ATPが元世界1位ロディックを9位に選出
■10位:2年連続世界5位が選ばれる
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