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HPジャパン女子オープン大会2日、奈良くるみ(日本)(155位)が、ジョウ・イーミャオ(228位)に、5-7, 4-6で敗れ、1回戦突破はならなかった。
奈良とジョウは共に21歳で、小学生の頃からの旧知の仲で、ジュニア時代から何度も対戦してきた。プロでは、ツアー下部大会で2度対戦して、奈良の2勝だった。
第1セット第2ゲームで、奈良が先にブレークするが、続く第3ゲームで、ダブルフォルトとストロークの連続ミスで、ブレークバックを許した。奈良は、今までのジョウとは違って、積極的なプレーにとまどった。
「ジョウとはとても仲が良く、ライバルとしてもやってきた。しつこいプレーヤーで、どんなボールでも取るような粘る選手なんですけど、ただ、今日は思ったより、相手の展開が早く、自分より早くダウンザラインに打ってきた。相手がプレーを変えてきたことに対して、私はプレーを変えられず、ついていけなかったのが敗因」
さらに、奈良のセカンドサーブのポイント獲得率が25パーセントと低く、今後に課題を残した。
ダブルス1回戦では、第4シードのクルム伊達公子(日本)/H・ワトソン(英国)組が、E・ブチャード/A・グラッチ(アメリカ)組を、6-3, 6-2で破って、初ペアながらベスト8に進出した。
「初めて公子とダブルスを組みましたが、一緒にいいプレーができて、とても楽しかったです。公子は、何をやるべきかを熟知している。選手として尊敬していますし、彼女からもっと学んでいきたい」(ワトソン)
「彼女は、いつもハッピーガールで、オンコートでもオフコートでも、いつもポジティブで、スマイルがあっていい子。ちょっとミスしても、正しいことをやったから問題ないよとかコミュニケーションがあって、いい方向へ引っ張ってくれた。すごく楽しくプレーができました」(クルム伊達)
(文・写真/神 仁司)
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