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男子テニスツアーのタイ・オープン(タイ/バンコク、賞金総額55万1000ドル、インドアハード)は24日に初日を迎え、シングルス1回戦1試合と予選最終ラウンドが行われ、P・ペッツシュナー(ドイツ)が主催者推薦のP・シリルエタイワッタナを6-1, 6-2の快勝で退け2回戦進出を決めた。
ペッツシュナーはこの日、第2セットで1度だけシリルエタイワッタナにブレークを許したが、第1セットと第2セットで3度のブレークを奪い、シリルエタイワッタナに自身のテニスをさせず、57分の圧勝で初戦突破を決めた。
2009年9月に自己最高位の35位を記録しているペッツシュナーは、昨年シングルスに加えJ・メルツァー(オーストリア)と組んだダブルスでも活躍。4月にはダブルス・ランキングでも自己最高位の9位を記録し、シングルスも63位でシーズンを終えていた。
しかし、今季はツアーレベルでデビスカップ含め9勝15敗と精彩を欠いており、今季唯一の好成績はウィンブルドン前哨戦のオランダのスヘルトヘンボシュ大会で予選から決勝進出を果たし準優勝を飾った1大会だけに留まっており、現在は同ランク107位へと下げている。
ペッツシュナーは今季2度目の準々決勝進出をかけて2回戦で、第7シードのJ・ニエミネン(フィンランド)と予選を勝ち上がった杉田祐一(日本)の勝者と対戦する。
この日行われた予選最終ラウンドで、予選第2シードの杉田は予選第7シードの内山靖崇(日本)を6-2, 6-4のストレートで下して本戦への切符を手にした。また、予選第4シードの守屋宏紀(日本)もK・ワチラマノウォンを6-2, 6-2の快勝で退け本戦進出を決めた。守屋は1回戦でR・ハース(オランダ)と対戦する。
今大会は上位4シード選手は1回戦が免除されており、2回戦から登場。第1シードがJ・ティプサレビッチ(セルビア)、第2シードがR・ガスケ(フランス)、第3シードがM・ラオニチ(カナダ)、第4シードがG・シモン(フランス)と続く。
なお本戦には日本から添田豪(日本)と伊藤竜馬(日本)がエントリーしており、添田は主催者推薦のD・ウドムチョク(タイ)と、伊藤は第5シードのF・ベルダスコ(スペイン)と、それぞれ1回戦を行う。その添田と伊藤はペアーを組みダブルスにもエントリーしている。1回戦ではティプサレビッチ/ A・ヴァスケ(ドイツ)組と対戦する。
この日行われた試合結果は以下の通り。
【1回戦】
P・ペッツシュナー ○-× P・シリルエタイワッタナ, 6-1, 6-2
【予選最終ラウンド】
K・アンダーソン(南アフリカ) (1) ○-× E・コロレフ(ロシア) (6), 6-1, 6-2
杉田祐一 (2) ○-× 内山靖崇 (7), 6-2, 6-4
T・ヤン (5) ○-× M・ズヴェレフ (3), 4-6, 6-0, 7-5
守屋宏紀 (4) ○-× K・ワチラマノウォン, 6-2, 6-2
今大会の優勝賞金はシングルスが9万9465ドル、ダブルスが3万220ドル。
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