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女子テニスツアーのテキサス・オープン(アメリカ/テキサス、賞金総額22万ドル、ハード)は24日、シングルス決勝戦が行われ、第3シードのR・ビンチ(イタリア)が第2シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)を7-5, 6-3のストレートで下し、今季初優勝を飾ると共に優勝賞金3万7000ドルを獲得した。
第1セット、先にブレークに成功したのはヤンコビッチだった。しかしゲームカウント5ー4のサービング・フォー・ザ・セットでヤンコビッチは、ビンチにブレークバックを許し、そこから3ゲーム連取され、第1セットを落としてしまう。
第2セットは序盤でブレークに成功したビンチが3ー0とリードを奪うも、その後にヤンコビッチもブレークバックに成功してゲームカウント3ー3へ。しかし、第8ゲームでこのセット2度目のブレークを奪ったビンチが、続くゲームをしっかりキープしてゲームセット。
2時間1分で試合を制したビンチは、これが今季初優勝で、優勝賞金3万7000ドルを手にした。
「お互い良いプレーが出来た決勝戦だった。第1セットを先取して、第2セットも3ー0とリード、そのまま勝てるチャンスは十分にあったけど、彼女が挽回してきたの。彼女はとても素晴らしい選手。かつては世界1位に上り詰めてもいた選手だから、試合の序盤は緊張してしまった。リラックスするように努めて、自分のショットに集中したの。勝てて本当に良かった。」とビンチは優勝の喜びを語っていた。
敗れたヤンコビッチは、これまで3度のビンチとの対戦で全て勝利を飾っていたものの、この日は勝利の女神から見放されてしまった。
「一番の鍵は第1セットの5ー4の場面。次のサービング・フォーザ・セットの30ー15の次のポイントがものに出来ていたら、2本のセットポイントを握る事が出来たのに。そのセットを失ってからは、全てが下り坂だった。ミスも出てしまったし、戦略も間違ってしまった。それでもこの一週間は良い試合もあったし、良い大会だった。」
ヤンコビッチは2010年3月のインディアンウェルズで優勝してから、タイトルから見放されており、この大会も久々の優勝とは行かなかった。
来週から始まる今季最後のグランドスラムである全米オープンでは、ビンチが第20シードで、ヤンコビッチは第30シードで出場する。1回戦でビンチはU・ラドワンスカ(ポーランド)と、ヤンコビッチはK・ボンダレンコ(ウクライナ)とそれぞれ対戦する。
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