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ロンドンオリンピックのテニス競技(イギリス/ロンドン、芝)は大会9日目の5日、ミックスダブルス決勝が行われ、第1シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)/M・ミルニ(ベラルーシ)組がL・ロブソン(英国)/A・マレー(英国)組に2-6, 6-3, [10-8]で勝利、金メダル獲得を決めた。
シングルスで第1シードのR・フェデラー(スイス)をストレートで破り、既に金メダルを獲得していた地元マレーは、18歳の若手ロブソンとのダブルス2冠を期待されたが、惜しくも銀メダル獲得となった。
第1セットは2度のブレークに成功したロブソン/マレー組が、30分でセットを先取する。
第2セットは、たった1度のブレークチャンスをものにしたアザレンカ/ミルニ組がセットを奪い返し、1セットオール。勝負の行方はファイナルセット、スーパータイブレークへ。ミックスダブルスはファイナルセットのかわりにスーパータイブレークで行われる。
そのスーパータイブレークでは、両ペア一歩も譲らない白熱した攻防が続く。しかし、マレーはミルニが放ったセカンドサーブのリターンを、またロブソンがラリー戦をミスするなどで、アザレンカ/ミルニ組が金メダル獲得を決めた。
アザレンカは「昨日シングルスで銅メダルを取って、更に金メダルが取れるなんて驚き。世界のどの選手も金メダルを夢見ている。私にとって金メダルは夢のまた夢だった。」とコメント。
ペアのミルニは「彼ら(ロブソン/マレー組)は素晴らしいプレーをしていた。それでも諦めず戦い続けてチャンスを待ち、集中した。」
この日は、準決勝でアザレンカ/ミルニに敗れた第3シードのL・レイモンド(アメリカ)/M・ブライアン(アメリカ)、ロブソン/マレー組に敗れたS・リシキ(ドイツ)/C・キャス(ドイツ)組の、銅メダル獲得をかけた3位決定戦も行われた。
この試合は第1セット、レイモンド/ブライアン組が1度のブレークに成功、27分で先取。
第2セットは4度あったブレークチャンスをものにする事が出来なかったレイモンド/ブライアン組に対し、リシキ/キャス組が1度のブレークに成功、勝負の行方はファイナルセット、スーパータイブレークへ。
スーパータイブレークは、ファーストサーブが入った時に100パーセントの確率でポイントを獲得したレイモンド/ブライアン組が10-4で制し、6-3, 4-6, [10-4]で銅メダル獲得を決めた。
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