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王者フェデラー「何としてもメダルが欲しかった」◇ロンドンオリンピック

ロンドンオリンピックのテニス競技(イギリス/ロンドン、芝)は大会7日目の3日、男子シングルス準決勝が行われ、第1シードのR・フェデラー(スイス)が第8シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に3-6, 7-6 (7-5), 19-17の大激闘の末に勝利、金メダル獲得に王手をかけた。

両者は過去14度対戦しフェデラーの12勝2敗としていた。今年だけでも5度対戦し、フェデラーが全て勝利していた。2009年USオープン決勝ではデル=ポトロがフルセットでフェデラーを破っていた。

勝てばメダルが確定となるこの試合、第1セットはサービスキープが続くも、第8ゲームでデル=ポトロがブレーク。続く第9ゲームをラブゲームでサービスキープしたデル=ポトロが6-3で先取。

第2セット、フェデラーが3本、デル=ポトロが2本のブレークポイントを握るも、両者これを活かす事が出来ずタイブレークへ突入する。タイブレークでは4-1とフェデラーがリードするも、デル=ポトロが3ポイント連取して4-4。その後フェデラーが6-5とリードし、最後はサービスエースを決め1セットオール、メダルの行方はファイナルセットへ。

ファイナルセットも互いにブレークを許さない展開となるが、第19ゲームでデル=ポトロが2本のダブルフォルトを犯すなど、フェデラーがこの日初となるブレークに成功、ゲームカウント10-9とする。続く第20ゲームでフェデラーはサービング・フォー・ザ・マッチを迎えるも、この土壇場でデル=ポトロにラブゲームでブレークバックされ、ゲームカウント10-10。

その後も両者サービスキープを続ける中、第29ゲームでフェデラーは0-40と3本のブレークポイントを握る。しかしこのゲームをデル=ポトロにサービスキープされ、フェデラーはチャンスをものに出来なかった。続く第30ゲーム、フェデラーのサービスゲームで15-30とデル=ポトロ勝利まであと2ポイントと迫る。だが、フェデラーがサーブなどでポイントを獲得し、デル=ポトロにマッチポイントを握らせずサービスキープに成功、ゲームカウント15-15とする。

以降互いにサービスキープを続けるも、第35ゲーム、デル=ポトロのサービスゲームで遂に試合が動く。またも0-40と3本のブレークチャンスを掴んだフェデラーがこのゲームをブレークし、ゲームカウント18-17とリードする。

そして、第36ゲームでマッチポイントを握ったフェデラーが、バックハンドのアプローチショットでネットにつめ、デル=ポトロのバックハンドがネットにかかり、4時間26分の大激闘が終わった。

決勝進出を決めたフェデラーは「グランドスラムで優勝したくらいの感情だった。しかし、日曜のために少しとっておく必要がある。そうでないとおかしくなりそうだ。最後はとても感動的だった。」加えて「緊張していた。試合中負けるのではないかと何度も思った。同時にメダルを獲得した自分も想像していた。色々な感情が入り混じった。何としても勝って、メダルが欲しかった。」とコメント。

また「彼(デル=ポトロ)は驚く程高いレベルでプレーしていた。正直に言うと彼が芝のコートで最初から最後まで今日のようなプレーをしているところを見たことがなかった。彼は自分自身のプレーを誇りに思うべきだ。」とフェデラー。

大接戦をものに出来なかったデル=ポトロは「今は簡単な状況ではありません。こういった試合でも誰かが勝者となり、今日は彼(フェデラー)でした。USオープン決勝では僕だったが、今回は彼の番だった。」

フェデラーは金メダル獲得を懸けて、第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)に7-5, 7-5のストレートで下した第3シードのA・マレー(英国)対戦する。両者は今年のウィンブルドン決勝でも対戦し、その時はフェデラーが勝利している。

グランドスラム四大会を全て優勝しているフェデラーが、もしマレーに勝利し金メダルを獲得すると、ゴールデンスラムが達成される。

過去フェデラーは、2000年シドニーオリンピックの準決勝でT・ハース(ドイツ)に敗れ、3位決定戦でも勝利する事が出来ず、メダルまで届かなかった。2008年北京オリンピックでは、準々決勝でJ・ブレークにストレートで敗れたため、オリンピックのシングルスでは今回が初のメダル獲得となる。ダブルスでは2008年北京オリンピックでS・ワウリンカ(スイス)と金メダルを獲得していた。

敗れたデル=ポトロは銅メダル獲得に向けて、ジョコビッチとの3位決定戦に挑む。デル=ポトロは準々決勝で、第15シードの錦織圭(日本)に6-4, 7-6 (7-4)で勝利してた。

(2012年8月4日8時24分)

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