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ロンドンオリンピックのテニス競技(イギリス/ロンドン、芝)は大会6日目の2日、女子シングルス準々決勝4試合が行われ、第14シードのM・キリレンコ(ロシア)が第6シードのP・クヴィトバ(チェコ共和国)に7-6 (7-3), 6-3のストレートで勝利、準決勝へ駒を進めた。
25歳のキリレンコは2011年ウィンブルドン女王のクヴィトバに8本のサービスエースと23本のウィナーを奪われる。しかし、21本の凡ミスを犯したクヴィトバに対し、キリレンコはたった1本の凡ミスのみ。加えてダブルフォルトを0本と安定感のあるプレーをしたキリレンコが、世界ランク6位のクヴィトバから勝利を挙げた。
世界ランク15位のキリレンコは「金メダル獲得が夢です。今日の勝利に満足しています。勝つための戦術を持っていた。」とコメント。
今年キリレンコは、今大会の会場であるウィンブルドンで世界ランク2位のA・ラドワンスカ(ポーランド)に準々決勝で敗れていた。
キリレンコはメダル獲得に向けて、第3シードで同胞のM・シャラポワ(ロシア)と対戦する。これでロシア対決が実現し、どちらが勝利してもロシアの銀メダル以上の獲得が確定した。また、2008年北京オリンピックはロシア勢がメダルを独占した。
シャラポワは準々決勝でK・クレイステルス(ベルギー)と対戦し、6-2, 7-5のストレートで勝利した。
敗れたクレイステルスは今季限りで引退を表明しており、今大会が最初で最後の出場だった。「ウィンブルドンの地で最後にセンターコートで戦えた事に満足している。」とコメント。
勝利したシャラポワは「彼女(クレイステルス)とはこれまで何度も対戦したけど、今日は良いプレーが出来て幸せです。」
グランドスラム四大会を全て優勝しているシャラポワがもし今大会を優勝する事になると、ゴールデンスラムが達成される。
一方トップハーフでは、第4シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)が第8シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)に6-0, 6-3のストレートで勝利、シングルスでは初のメダル獲得に向けて一歩前進した。
元女王対決となったこの試合は、今年のウィンブルドン女王であるセリーナがウォズニアキの約4倍以上となる30本のウィナーを決め、1時間17分で準決勝進出を決めた。
セリーナと準決勝で対戦するのは、第7シードのA・ケルバー(ドイツ)に6-4, 7-5のストレートで勝利した第1シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)。女王アザレンカは6度のブレークと26本のウィナーを奪い、サウスポーのケルバーを1時間46分で下し、ベスト4入りを決めた。
セリーナとアザレンカは今年のウィンブルドンでも対戦し、その時はセリーナが6-3, 7-6 (8-6)のストレートで勝利していた。
セリーナもシャラポワ同様、今大会を優勝するとゴールデンスラムが達成される。
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