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男子テニスツアーのアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、賞金総額47万7900ドル、ハード)は16日からスタートし、シングルス1回戦6試合が行われ、第5シードのK・アンダーソン(南アフリカ)がP・ロレンジ(イタリア)を6-4, 6-3で下したものの、第7シードのA・ボゴモロフJR(ロシア)が敗退するなどシード勢に明暗が分かれた。
世界ランク33位のアンダーソンは同89位のロレンジに第1セットで2度のブレークポイントを退けると、1度ブレークを奪い先取。第2セットでも1度もブレークを許さなかったアンダーソンは、ロレンジから1度ブレークに成功すると1時間24分のストレートで退けた。
第7シードのボゴモロフJRを下す金星を飾ったのは、主催者推薦で出場のJ・ソック(アメリカ)で、ボゴモロフJRを6-2, 4-6, 6-4のフルセットで倒し、先週行われたキャンベル殿堂テニス選手権に続く初戦突破を果たした。
19歳で同326位のソックは、同51位のボゴモロフJRに第1セットは2度のブレークに成功し先取する。第2セットに入るとボゴモロフJRは1度もブレークをソックに許さず、1度ブレークに成功するとそのセットを奪い返し試合を振り出しに戻した。
勝敗を決める第3セットで1度ブレークを許したソックだったが、2度のブレークをボゴモロフJRから奪うと2時間15分のフルセットでシードダウンを演じた。
アンダーソンは、M・ラッセル(アメリカ)と予選を勝ち上がったA・クズネツォフ(ロシア)の勝者と、ソックはD・ヤング(アメリカ)を6-3, 3-6, 6-3のフルセットで下した主催者推薦のS・ジョンソン(アメリカ)と、それぞれ2回戦で顔を合わせる。
なお今大会は上位4シード選手は1回戦が免除されているため2回戦からの出場。第1シードがJ・アイズナー(アメリカ)、第2シードがM・フィッシュ(アメリカ)、第3シードが錦織圭(日本)、第4シードがA・ロディック(アメリカ)と続く。
錦織と共にロンドン・オリンピックへのシングルスとダブルスでの出場が決まっている添田豪(日本)も第8シードでエントリーしており、火曜日に行われる1回戦でX・マリス(ベルギー)と対戦する。
その他の試合では、I・クニツィン(ロシア)が主催者推薦のB・ベイカー(アメリカ)を6-4, 6-7 (3-7), 6-3で、G・ミュラー(ルクセンブルグ)がM・マトセビッチ(オーストラリア)を7-6 (7-5), 6-4で、N・マウー(フランス)がP・カプデビル(チリ)を6-3, 3-6, 6-4で下し、初戦突破を果たした。
クニツィンは第8シードの添田とマリスの勝者と、ミュラーは第2シードのフィッシュと、マウーは第4シードのロディックとそれぞれ2回戦で対戦する。
なお今大会はアメリカ男子を代表してオリンピックへ出場する4選手全てがエントリーしている。先週のキャンベル殿堂テニス選手権で大会2連覇を達成したアイズナー、ロディック、ヤング、第6シードでエントリーしているR・ハリソン(アメリカ)がアメリカ代表として出場する。
2004年のアテネ五輪以来となるオリンピック出場のロディックは「ここアトランタで良いプレーが出来れば、オリンピックへ向けても良い影響になるはずです。オリンピックを考えてこの大会へのエントリーを控えようなど考えもしませんでした。どの大会でも常に100%の姿勢で臨んでいます。」と、今大会への意気込みを語っていた。
今大会の優勝賞金は8万6270ドル。
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