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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は大会12日目の7日、男子ダブルス決勝が行われ、J・マーレー/F・ニールセン(デンマーク)組が第5シードのR・リンドステッド(スウェーデン)/H・テカウ(ルーマニア)組に4-6, 6-4, 7-6 (7-5), 6-7 (5-7), 6-3のフルセットで勝利、見事ビッグタイトルを手に入れた。
地元勢のマーレーは、英国人男子として1936年以来となる男子ダブルスでタイトルを獲得となる。日曜日に行われる男子シングルス決勝では、A・マレー(英国)が1936年のフレッド・ペリー以来となる偉業に挑戦する。
ツアーレベルでは初めてコンビを組んだマーレーとニールセンは、タイトルを獲得するまでに4組のシード勢を撃破してきた。1回戦で第9シードペアを破って勢いに乗ると、A・クレシ(パキスタン)/JJ・ロジェール(アンティル)組を3回戦で、準決勝ではディフェンディング・チャンピオンで第2シードのB・ブライアン(アメリカ)/M・ブライアン(アメリカ)に勝利していた。
地元勢としての快挙達成となったマーレーは「どんなスポーツ選手でも怪我をしています。良いプレーができない時は、続けるか続けないか迷うものです。しかし、僕は不完全燃焼でした。続ける判断をしたことに満足しています。」と、まさかのタイトルの喜びを語った。
一方のニールセンはデンマーク人男子としては単複通じて初のグランドスラム優勝者となった。またニールセンの祖父であるカート・ニールセンは、1950年代に2度のシングルス決勝進出を果たしているが、いずれも準優勝に終わっていた。
「ウィンブルドンですから、それ以上の意味を持っています。僕の家族の歴史もあるので、ウィンブルドンとは他とは違うつながりがあります。」とニールセン。「祖父が良い成績を残したから特別なのではなくて、ウィンブルドンそのものだけで特別なんです。」
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