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男子テニスツアーのBMWオープン（ドイツ/ミュンヘン、賞金総額３９万８２５０ユーロ、クレー）は６日、シングルス決勝が行われ、第４シードのＰ・コールシュライバー（ドイツ）が第３シードのＭ・チリッチ（クロアチア）に7-6 (10-8), 6-3のストレートで勝利、今季初タイトルと優勝賞金７万１９００ユーロを手に入れた。

２００７年にも今大会で優勝しているコールシュライバーは、この日の試合で８本のブレークピンチに直面したものの、チリッチに許したブレークはわずかに１度のみと我慢のプレーを展開、１時間４８分で優勝を決めた。

昨年も地元ドイツでタイトルを獲得していたコールシュライバーは「試合ごとに調子が良くなりました。１週間を通して良い気分でしたし、良いテニスができました。」と、大会を振り返った。

また、優勝の副賞として大会スポンサーのBMWから高級車を贈られたコールシュライバーは「なんて言ったらいいのか分かりません。Ｒ・フェデラー（スイス）のように、こういった経験が豊富ではないのです。」と、喜びを語った。

一方で敗れたチリッチは、試合を通して３７％の確率でしかファーストサーブが決まらず、コールシュライバーに２度のブレークを許してしまった。また２０１０年にも決勝に進出していたチリッチであるが、その時はＭ・ヨージニ（ロシア）の前に敗れていた。