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女子テニスツアーのBNPパリバ・オープン女子(アメリカ/インディアンウェルズ、賞金総額)は土曜日に2回戦を行い、第15シードのA・イバノビッチ(セルビア)がJ・ラーソン(スウェーデン)を6-1, 6-2のスコアで一蹴し、3回戦に駒を進めた。
イバノビッチは昨年の全仏でフルセットの末にラーソンに敗れて早期敗退を味わっていたが、今回はその雪辱を果たした格好となった。試合時間はわずか1時間強だった。
砂漠の中の強い日差しの中、第1セットのイバノビッチはラーソンのサービスを3度ブレークすると、そのまま同セットを6-1で先取する。
第2セットに入っても勢いを失わなかったイバノビッチはラーソンのサービスゲームを2度ブレークに成功、そのまま試合に終止符を打った。最後はサービスエースが連続してラーソンのコートに突き刺さった。
試合後、イバノビッチは「今日のプレーにとても満足しています。全仏時の敗退は少し意識していました。」と話した。
「全仏の時はいいプレーができませんでしたが、今回は大丈夫だと思っていました。圧倒的な形になりましたが、雪辱を果たし、勝つことができてうれしく思います。」
イバノビッチは2回戦で特に冷静なプレーができたことをうれしく思っているようだ。
「試合を通じていつでもブレークできるような感じがしていました。その結果、いつも以上に自信が持ったプレーができました。」
イバノビッチは3回戦でK・ペルバク(ロシア)と対戦する。ペルバクは2回戦で第17シードのS・ポン(中国)に6-4, 6-0で圧勝しての勝ち上がり。
またイバノビッチは今大会について「本当にこの大会が大好きです。とてもリラックスできますし、プレーするのによい環境がそろっています。」と話す。
イバノビッチは今大会では2008年に優勝しているほか、2009年には準優勝、2006年と2011年にはベスト8入りを果たしており、相性がいい大会の1つとなっている。
「この砂漠の中でのプレーが好きなんです。暑さの中でのプレーが得意です。私にぴったりしているんです。ここでは気持ちよくプレーできていますし、皆さんが応援してくれます。」
その他の試合結果は以下の通り。
C・ウォズニアキ(デンマーク) (4) ○-× E・マカロバ(ロシア), 6-2, 6-0
S・ストザー(オーストラリア) (6) ○-× I・ファルコーニ(アメリカ), 6-0, 6-3
F・スキアボーネ(イタリア) (10) ○-× L・ツレンコ, 6-2, 6-4
L・ドミンゲス=リノ(スペイン) ○-× S・リシキ(ドイツ) (11), 6-1, 6-4
D・チブルコワ(スロバキア) (16) ○-× M・リバリコワ(スロバキア), 2-1, 途中棄権
M・キリレンコ(ロシア) (20) ○-× I・C・ベグ(ルーマニア), 7-6 (7-4), 6-4
R・ビンチ(イタリア) (21) ○-× S・ソレル=エスピノーサ(スペイン), 6-3, 6-3
L・サファロバ(チェコ共和国) (23) ○-× T・パスゼック(オーストリア), 6-3, 3-1, 途中棄権
S・アービッドソン(スウェーデン) ○-× M・ニクルスク(ルーマニア) (26), 6-3, 6-3
S・ハレプ(ルーマニア) ○-× P・ツェトコフサ(チェコ共和国) (28), 6-2, 6-4
C・シーパース(南アフリカ) ○-× K・カネピ(エストニア) (29), 6-3, 6-2
N・ペトロワ(ロシア) (30) ○-× L・デイビス(アメリカ), 6-3, 6-2
上位シード勢としては第11シードのリシキが早々に会場を後にしている。
今大会の優勝賞金は100万ドル。
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