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全仏女王のリーが棄権敗退、ヤンコビッチも欠場◇GDFスエズOP

女子テニスツアーのGDFスエズ・オープン(フランス/パリ、賞金総額63万7000ドル、ハード)は7日、シングルス1回戦7試合が行われ、昨年の全仏オープン覇者で第3シードで出場のN・リー(中国)T・ピロンコバ(ブルガリア)と対戦したが、6-7 (5-7), 2-3とリードを奪われた場面で、腰の痛みが悪化から途中棄権の判断を下し、早くも大会から姿を消した。

この試合では、出だしからリーはピロンコバに5ゲームを連取されてしまう。そこから反撃に転じ、第1セットをタイブレークへと持ち込んだ。しかしそのタイブレークを接戦で落としてしまったリーは、第2セットでもピロンコバにブレークを許し、2-3とリードされた所で腰痛が悪化。途中棄権を申し入れて敗退する結果となってしまった。

「先週末のフェドカップの時に痛みを感じていました。腰の左側です。中国チームには医師も帯同していたので、この2日間は注射などを打ってもらっていました。今朝はかなり状態も良く、全く痛みも無かったのです。試合の途中で急に痛みが始まったのです。激しい痛みになりテーピングをしたり処置を受けましたが効きませんでした。」とリーは、体の状況について説明していた。

一方のピロンコバもこの日は素晴らしいショットを放ち、バリエーションに富んだプレーを披露していた。「先週末のフェドカップで良いプレーが出来ていました。それが自分のテニスに良い影響を与えています。その感触を持ったまま試合に臨めたので世界のトップ選手相手に、良いショットが打てました。」と好調をアピールしていた。

ピロンコバは2回戦で、K・ザコパロバ(チェコ共和国)と主催者推薦のA・コルネ(フランス)の勝者と対戦する。

この日はリーに加え、上位シード勢で大会を去った選手がいた。J・ヤンコビッチ(セルビア)は今大会第4シードでエントリーしていたが、初戦となる1回戦を迎える前に欠場を表明して大会を後にした。

ヤンコビッチも先週末に行われたフェドカップに出場しており、そのベルギーとの試合中に左太腿を負傷。その怪我の影響で、今大会へ訪れたものの試合出場は困難との判断が下され、試合開始を前に欠場を申し入れた。

「土曜日のシングルスの試合の第2セットで激しい痛みに襲われました。何とかその試合には勝利しましたが、直後に検査に向かったのです。MRI検査を受けたところ、筋肉を捻ってしまったようです。出来る限りの治療は受けましたが、試合をするには不可能でした。この大会には2009年以来の出場と楽しみにしていたので、非常に残念です。」

ヤンコビッチが試合前に欠場したことにより、ラッキールーザーでJ・クレイバス(アメリカ)が本戦入りを果たしている。

この日に登場した他のシード勢は順当な勝ち上がりを見せた。第6シードのJ・ジョルジュ(ドイツ)S・ペア(イスラエル)を6-1, 6-3で、第9シードのA・クルベール(ドイツ)L・サファロバ(チェコ共和国)を6-2, 7-6 (7-3)といずれもストレートで下した。

ジョルジュは第1セットでは、ペアに1度もブレークポイントを握らせず、ペアから2度のブレークを奪い先取。第2セットでは、2度のブレークをペアに奪われるも、4度のブレークに成功し、わずか52分でペアを一蹴した。

クルベールは第5シードで出場予定だったS・リシキ(ドイツ)が大会直前に欠場を表明したために、第9シードへと繰り上がっていた。この日は第1セットをあっさり先取するも、第2セットではサファロバの粘りにあいタイブレークへ。昨年から好調なクルベールはそのタイブレークでもサファロバに主導権を渡さず、77分で勝利した。

ジョルジュはラッキールーザーのA・ブリアンティ(イタリア)を6-3, 6-3で下したP・ツェトコフサ(チェコ共和国)と、クルベールはM・ニクルスク(ルーマニア)J・ガイドソバ(オーストラリア)の勝者とそれぞれ2回戦で顔を合わせる。ブリアンティはリシキの欠場を受けてラッキールーザーでの本戦入り。

その他の試合結果は以下の通り。

M・バーテル(ドイツ) ○-× B・ザーロバ・ストリツォバ(チェコ共和国), 6-3, 6-2
P・マーティク(クロアチア) ○-× G・アーン(ハンガリー), 6-4, 6-4
C・シーパース(南アフリカ) ○-× P・エルコグ(スロベニア), 6-2, 6-2

今大会、第1シードのM・シャラポワ(ロシア)と第2シードのM・バルトリ(フランス)の上位2シード選手は1回戦が免除されており、2回戦から登場する。シャラポワはシーパースと、バルトリはマーティクと2回戦で対戦する。

今大会の優勝賞金は10万7000ドル。

(2012年2月8日9時30分)

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