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男子テニスツアーのチェンナイ・オープン（インド/チェンナイ、賞金総額３９万８２５０ドル、ハード）は３日、男子シングルス１回戦８試合が行われ、予選から勝ち上がってきた添田豪（日本）と杉田祐一（日本）がともに勝利、日本勢が揃って２回戦に進出した。

世界ランク１２０位の添田は同１０２位のＦ・ジル（ポルトガル）を6-2, 6-7 (4-7), 7-5で下した一方、杉田は第８シードのＯ・ロクス（ベルギー）を6-3, 6-4のストレートで破る番狂わせを演じている。

世界ランク２３５位の杉田は「これまでで最高の試合の一つになりました。これまで勝利した選手の中で、最もランキングが高い選手の一人です。」と、同６７位のロクスからの金星を喜んだ。

また予選３試合をこなしている杉田は、それらの試合がコンディションの調整に役立ったことを認めている。一方のロクスは、この１回戦が今シーズン最初の試合だった。

「自分にとって良かったことです。次の試合でもこの調子を維持して、全豪オープン予選に備えたい。」とコメントした杉田は、Ｔ・デ=バッカー（オランダ）を6-3, 6-3で下したルー・イェンスン（台湾）と２回戦で対戦する。

この日はシード勢にとって良い１日とはならず、主催者推薦で出場のＤ・ゴファンが第７シードのＸ・マリス（ベルギー）に4-6, 6-2, 6-3の逆転で勝利している。

この他の試合の結果は以下の通り。

Ａ・ベック（ドイツ） ○-× Ｖ・ポスピシル, 6-3, 7-6 (10-8)
Ｅ・ロジェ=ヴァセラン（フランス） ○-× Ｅ・プロドン（フランス）, 6-4, 6-3
Ｖ・ハネスク（ルーマニア） ○-× Ｓ・クエリー（アメリカ）, 6-3, 6-4
Ｓ・ダルシス（ベルギー） ○-× Ｂ・カブチッチ（スロベニア）, 4-6, 7-5, 6-3

今大会の優勝賞金は７万１９００ドル。