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ATPワールドツアー・ファイナルではラウンドロビンで敗退していた世界ランク2位のR・ナダル(スペイン)。その敗戦後「テニスへの情熱を失った。」と発言して物議をかもしていたナダルであったが、今週末に行われるデビスカップ決勝では、母国スペインのエースとしてアルゼンチンを迎え撃つ覚悟はできているようだ。
月曜日に行われたデビスカップの練習後、ナダルは彼の言葉が誇張して伝わってしまったとしている。
「実際に言った意味よりも全く違った結論になってしまうから、よく物事が大きくなってしまいます。」とナダル。「今シーズンがタフだったのは事実です。情熱を失ったということよりも、このレベルで毎週のように、何年間もプレーしてきた疲労が大きいです。」
「今大切なことは、デビスカップで優勝するための熱意をもって、1日1日で100%を尽くすことです。」
スペインとアルゼンチンは2008年の決勝でも対戦しており、その時はスペインがナダルを怪我で欠きながらも3-2で勝利している。
今回の対戦では、ナダルがスペインをリードすることになる。クレーコートで行われる決勝、スペインチームには世界ランク5位のD・フェレール(スペイン)、F・ロペス(スペイン)、そしてF・ベルダスコ(スペイン)が選出されている。
悲願の初優勝を目指すアルゼンチンは、J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)とD・ナルバンディアン(アルゼンチン)をシングルス要員としてメンバー入りしている。またJ・モナコ(アルゼンチン)、J・I・チェラ(アルゼンチン)、そしてE・シュワンク(アルゼンチン)が暫定的にメンバー入りしているが、デビスカップの登録メンバーは4人までなので、この中の一人は代表には選ばれない。
アルゼンチンは過去、3度の決勝進出を果たしているが、いずれも準優勝に終わっている。
金曜日から始まる決勝についてナダルは「彼らには素晴らしい選手がいます。いずれも男子ツアーで活躍している選手達だね。僕らに必要なのは、決勝がはじまるまでに、出来る限りの準備をすることです。」と、意気込みを語った。
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