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女子テニスツアーの東レ・パン・パシフィック・オープン(東京/有明、賞金総額205万ドル、ハード)は大会4日目の28日、シングルス3回戦が行われ、M・キリレンコ(ロシア)が第12シードのA・イバノビッチ(セルビア)に6-3, 6-1のストレートで勝利、ベスト8進出を決めた。
2回戦で第6シードのS・ストザー(オーストラリア)を下していたキリレンコは、準々決勝で第4シードのV・ズヴォナレーワ(ロシア)とベスト4進出を懸けて対戦する。
オープニングゲームを4度のデュースの末にキープしたキリレンコは、元世界ランク1位のイバノビッチから第1セット第8ゲームでブレークに成功し5-4とリードすると、続く第9ゲームをキープしてセットを先取する。
第2セットのオープニングゲームでもブレークに成功したキリレンコは、ゲームカウント2-1とリードを奪う。ここでイバノビッチがメディカル・タイムアウトを要求すると、腰のあたりの治療を受ける。
イバノビッチは再び試合に復帰したものの、キリレンコに傾いた試合の流れを取り戻すことが出来ず、防戦一方に。逆にキリレンコは第2セット第4ゲームから4ゲームを連取して、一気に試合を決めた。
試合後に行われた会見でキリレンコは「昨日の試合が終わったのが遅かったので、今朝、目が覚めたときは疲れがとれたわけではありませんが、今日は最後まで頑張るしかありませんでした。」と、コンディションに不安があったことを明かしている。
また自分のテニスについて「まだまだ多くのことを向上したいと思っています。メンタルでもフィジカルでも、戦術についても全てで課題は残っていると思います。」と、さらなるレベルアップへの意欲を語っていた。
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