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テニスのグランドスラムであるUSオープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は大会初日の29日、男子シングルス1回戦が行われ、錦織圭(日本)はF・チポッラ(イタリア)に4-6, 2-6とリードを奪われた場面で腰の負傷を理由に棄権、初戦で敗退となった。
第1セットを僅差で落とした錦織は、第2セット第5ゲームでブレークを許した後にトレーナーから治療を受けるが、それでも事態は好転せず第7ゲームでさらにブレークを許し2-5とリードされると、続く第8ゲームをラブゲームでキープされ2セットダウンとなる。
そして第3セットに突入する直前、試合続行が不可能と判断した錦織は主審に歩み寄り棄権を申告、そのまま試合終了となった。
21歳で世界ランク46位の錦織は、今大会に初出場となった2008年に4回戦に進出、昨年は予選からの出場ながら3回戦に勝ち進んでいた。
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