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男子テニスツアーのウィンストン・セーラム・オープン(アメリカ/ウィンストン・セーラム、賞金総額55万3125ドル、ハード)は24日、シングルス3回戦8試合が行われ、予選から勝ち上がってきた錦織圭(日本)は第7シードのJ・モナコ(アルゼンチン)と対戦したが、0-6, 3-6のストレートで敗れ、ベスト8進出はならなかった。
今大会には直前にエントリーしたため予選からの出場となっていた錦織は、この日の3回戦がこの5日間で6試合目というハードスケジュールをこなしていた。
この日の試合で錦織は、第1セットを通して7ポイントしか獲得できず、モナコにベーグルでセットを先取されてしまう。第2セットに入ると調子が上がってきたのか9本のブレークチャンスを得た錦織であったが、このうちブレークに成功したのはわずかに1度だけ、逆にモナコは5本中3本のブレークチャンスを生かした。
1時間11分でベスト8入りを決めたモナコは、準々決勝で第1シードのA・ロディック(アメリカ)と対戦する。この日のイブニングセッションに登場したロディックは、第15シードのS・ヒラルド(コロンビア)を6-1, 6-3とわずか66分で一蹴、順当な勝ち上がりを見せている。
USオープンに向けての最後の前哨戦となる今大会で、ここまで快調なプレーを続けているロディックは「ラリーが長くなることを恐れなくなったのが、一番大きなことです。」と、腹筋の怪我が回復したことをアピールした。
ロディックと同じく地元勢として期待がかかる第4シードのJ・アイズナー(アメリカ)は、第13シードのJ・ニエミネン(フィンランド)に7-6 (7-4), 6-2のストレートで勝利している。
第1セットをタイブレークの末に先取したアイズナーは、第2セットに入るとニエミネンのサービスゲームを攻略し2度のブレークに成功、持ち前の強力なサーブでニエミネンに反撃のチャンスを与えなかった。
「今日は楽にサービスキープが出来ましたし、相手にとてもプレッシャーをかけることが出来ました。」とアイズナー。「ビッグサーブを武器にする選手は、楽にポイントが取れると、相手にプレッシャーをかけられるのです。」
この日は10本のサービスエースを記録しているアイズナーは、準々決勝でM・バグダティス(キプロス)と対戦する。第8シードのバグダティスは、S・ダルシス(ベルギー)を7-5, 6-0で下し、ベスト8入りを決めている。
この他の試合の結果は以下の通り。
A・ドルゴポロフ(ウクライナ) (3) ○-× G・ディミトロフ(ブルガリア) (14), 6-4, 1-6, 7-6 (9-7)
S・スタコフスキ(ウクライナ) (9) ○-× N・ダビデンコ(ロシア) (5), 6-4, 6-4
R・ハース(オランダ) (10) ○-× P・L・デュクロス, 6-4, 7-5
J・ベネトー(フランス) ○-× I・アンドレエフ(ロシア), 2-6, 6-1, 7-6 (7-5)
今大会の優勝賞金は7万4630ドル。
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