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テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会12日目の29日、女子ダブルス決勝が行なわれ、ディフェンディング・チャンピオンで第2シードのV・ウィリアムズ(アメリカ)/S・ウィリアムズ(アメリカ)組が、第1シードのC・ブラック(ジンバブエ)/L・フーバー(アメリカ)組を6-4, 6-3のストレートで下し、大会2連覇を達成した。
第1セット第7ゲームでブレークに成功し4-3とリードしたウィリアムズ姉妹は、続くサービスゲームをしっかりとキープしセットを先取すると、第2セット第1ゲーム、フーバーのサービスゲームでいきなりブレークしリードを奪う。
ゲームカウント5-3で迎えた第2セット第9ゲーム、ウィリアムズ姉妹は再びフーバーのサービスでブレークに成功、マッチポイントでセリーナがボレーを決めると2人コートサイドでハイタッチし勝利を分かち合った。
ウィリアムズ姉妹は2001年、2003年でタイトルを獲得しているほか、昨年の決勝では杉山愛(日本)/D・ハンチュコバ(スロバキア)組を下して優勝しており、今回が通算4度目となる全豪オープン制覇。一方のブラック/フーバー組は、2007年に今大会を制していた。
3年ぶりのタイトル獲得を逃したブラックであったが「この素晴らしい大会を制したヴィーナスとセリーナに、おめでとうと言わなければなりません。あなた達は強すぎます。」と賛辞を惜しまなかった。
今大会の優勝でウィリアムズ姉妹が獲得したダブルスタイトルは「11」となった。妹のセリーナは、シングルスでも11のタイトルを獲得しているが、土曜日に行なわれるシングルス決勝で12個目を狙う。
「もう1つのタイトルを楽しみにしています。」とコメントしたセリーナは、J・エナン(ベルギー)とのタイトルマッチに臨む。
ミックスダブルスでは、姉のヴィーナスが1998年にJ・ギメルストブ(アメリカ)とのペアでタイトルを獲得しているが、妹のセリーナはM・ミルニ(ベラルーシ)とのペアでの決勝進出が最高成績となっている。
ダブルスのスペシャリストであるブラックは、今大会のミックスダブルスにL・パエス(インド)とのペアで出場しており、いまだ勝ち残っている。第1シードのブラック/パエス組は、L・レイモンド(アメリカ)/W・ムーディ(南アフリカ)組との準決勝が予定されている。
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