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かつての日本のエースも、最新の世界ランキングが71位にまで落ちた。杉山は、トップ選手としての地位を維持できない状況に、引き際を感じてラケットを置く決意をしたのだろう。
「ランク80位台とかでプレーしている自分の姿は想像できない。四大大会に本戦から出場できなくなった時点で現役を続けることはないと思う」。7月下旬、杉山はこう話していた。
今季はここまでツアー18大会に出場し、初戦敗退は13度に上る。体力の衰えからか、持ち前のフットワークがフルセット続かなくなった。大会の出場枠は32か56が多く、ランク順に出場できるかが決まる。70位台では格上の「プレミア」と呼ばれる大会には自らの意思だけで出場できない。
30歳を超えたあたりから、1年で最後の四大大会、全米オープンの戦いが終わると、報道陣と次のシーズンに向けた意欲を確認するやりとりが恒例となっていた。ことしは7日、女子ダブルス3回戦敗退後に「来年は見えていない」と話した。さらに「これが最後でした、というよりこれで最後と予告して終わったほうが『ありがとう』が言える」とも言った。この時点で、気持ちは固まっていたようだ。
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