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女子テニスツアーのLA女子テニス選手権(アメリカ/ロサンゼルス、賞金総額70万ドル、ハード)は6日、シングルス3回戦8試合が行われベスト8が出揃ったが、世界ランク1位で第1シードのD・サフィーナ(ロシア)が敗れる波乱が起きた。
その波乱を演じた立役者は第14シードの鄭潔(中国)で、サフィーナを7-5, 4-6, 6-4のフルセットで退けた。この日のサフィーナはサーブにいつものキレがなかったことに加え、集中力も欠きミスを連発。世界ランク23位の鄭潔に7度のブレークを許し、リズムを立て直すことなく大会を後にした。
鄭潔は昨年のウィンブルドン3回戦で、当時世界ランク1位だったA・イバノビッチ(セルビア)を下しており、これが自身2度目となる女王からの勝利となった。鄭潔は、この日同じく各上から金星を上げた第13シードのS・ストザー(オーストラリア)と準々決勝で顔を合わせる。ストザーは第6シードのイバノビッチを6-3, 6-2とわずか62分で一蹴してた。
右肩の故障からの復活にかけるM・シャラポワ(ロシア)はA・ボンダレンコ(ウクライナ)を4-6, 6-0, 6-3の逆転で倒し、7ヶ月の治療からの復帰戦となった5月のワルシャワ大会で敗れたボンダレンコにリベンジを果たした。
「こうして勝利を上げて、前回のリベンジができて良かったわ。第2セットに入ってからサーブがどんどん良くなったの。同時にリターンも良くなったから彼女(ボンダレンコ)のサーブにプレッシャーをかけることができた。第3セットも先にブレークができて、第2セットからの勢いを維持することができたわ」と、右肩の状態に連動するサーブが好調だったことを明らかにした。
シャラポワはベスト4入りを懸けて、U・ラドワンスカ(ポーランド)と対戦する。ラドワンスカは第12シードのN・リー(中国)と対戦予定だったが、試合開始直前に右膝の怪我のため棄権を申し入れ、不戦勝での8強入りとなった。
その他、第2シードのV・ズヴォナレーワ(ロシア)がY・ウィックマイヤー(ベルギー)を7-6 (7-5), 4-6, 6-4で、第10シードのF・ペネッタ(イタリア)が第5シードのN・ペトロワ(ロシア)を6-3, 6-3で、第8シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)がA・チャクエタゼ(ロシア)を6-3, 6-2で下し、準々決勝進出を決めた。
第17シードのS・リシキ(ドイツ)とS・シルステア(ルーマニア)の一戦は、シルステアが6-3, 1-0とリードしたところで、リシキが右肩を負傷したため試合続行が不可能となり、シルステアの8強入りが決まった。
ズヴォナレーワはペネッタと、ラドワンスカはシルステアと準々決勝で顔を合わせる。
またこの日、ダブルスの準々決勝に登場した第2シードの杉山愛(日本)/D・ハンチュコバ(スロバキア)組は、C・チュアン(台湾)/ヤン・ツー(中国)組に6-1, 3-6, [7-10]と逆転で破れ、4強入りを逃した。
今大会の優勝賞金は10万7000ドル。
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