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男子テニスツアーのカテラ・スウェーデン・オープン(スウェーデン/バスタード、賞金総額45万ドル、クレー)は18日、シングルス準決勝が行われ、第2シードのR・ソデルリング(スウェーデン)が、A・ビンチグエッラとの地元勢対決を6-1, 7-6 (7-5)で制し、今大会では初の決勝進出を果たした。
通算4度目のツアー優勝を目指すソデルリングは、決勝でJ・モナコ(アルゼンチン)と対戦する。ノーシードから勝ち上がってきたモナコは、ディフェンディング・チャンピオンで第3シードのT・ロブレド(スペイン)に6-0, 6-2と圧勝で決勝進出を決めている。
今年の全仏オープンで決勝に進出し一躍注目されたソデルリングは、第2セットのタイブレークでビンチグエッラにセットポイントを握られたが、このピンチを切り抜けると、最後はビンチグエッラのリターンがネットにかかり、1時間23分で決勝への切符を手に入れた。
主催者推薦で出場をしていた世界ランク460位のビンチグエッラは、同12位のソデルリングから第2セット第6ゲームをブレークしたのが唯一の抵抗であった。
初の地元優勝に王手をかけたソデルリングは「面白い試合になると思うよ。ここは、僕が良いプレーをしたいと思っていたトーナメントだったんだ。第1セットでは良いプレーが出来て、第2セット序盤でブレークに成功した後、リラックスしすぎてしまい、彼に反撃を許してしまった。」と試合を振り返った。
一方、快進撃を止められてしまったビンチグエッラは「ロビンは信じられないプレーをしていた。決勝では彼に勝ってほしいね。」と、日曜の決勝では同胞のサポートに徹する。
ソデルリングは、彼のコーチであるM・ノーマンが優勝した2000年以来となる、地元スウェーデン勢の今大会制覇に挑む。
世界ランク61位のモナコは、同16位のロブレドに対し第1セットをベーグルで先取すると、第2セットでも3度のブレークに成功、過去2度も今大会を制しているロブレドを圧倒した。
試合後の会見でモナコは「今季で最高の試合だったと思う。重要なポイントでとても良いプレーが出来たし、彼にリズムを与えなかった。」と会心の試合を振り返っていた。
キャリア4勝目を目指すモナコは、2003年と2004年に連覇を達成したM・サバレタ(アルゼンチン)以来となるアルゼンチン人選手として決勝に臨む。
今大会の優勝賞金は7万5500ユーロ。
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