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ウィンブルドンへの調整のためにロンドンで行われていたエキシビションマッチに出場していた世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)が、ウィンルドンへの欠場を正式に発表した。
ウィンブルドンで男子シングルスのディフェンディング・チャンピオンが欠場するのは、2002年のG・イバニセビッチ(クロアチア)以来となり、オープン化以降では1972年のJ・ニューカム、1973年のS・スミス(アメリカ)に続き4人目となる。
ウィンブルドンの会場であるオール・イングランド・クラブで行われた医者会見で「100%じゃないんだ。数週間前よりは良い状態だけど、準備が出来ている感覚はしないんだ。」とナダルはコメントした。
同日にハーリンガムで行われたエキシビション・マッチで、ナダルは世界ランク18位のS・ワウリンカ(スイス)に6-4, 6-7 (6-8), [3-10]で敗れた2時間30分後に記者会見は開かれた。「今日が最後のテストだった。そんなに酷い状態ではないけど、自分のベストからは程遠いね。」
木曜日にも2002年のウィンブルドン覇者であるL・ヒューイット(オーストラリア)との試合をしていたナダルだったが、その試合でもストレートで敗れていた。金曜日に発表されたウィンブルドンの本戦ドローで、偶然にも両者は2回戦で対戦する組み合わせとなっていた。
金曜日に行われたワウリンカとの試合では、鋭いボレーやランニングショットを決めるなど、前日よりもコンディションは良さそうに思われていた。しかし、ナダルはそれでもウィンブルドンで優勝できる感覚はなく、その状態では大会に出場する気がないという。
「ウィンブルドンのような大会に出場するとき、それは優勝するための挑戦なんだ。今現在の僕の感覚は、勝つためにプレーする準備が整っていない。」とグランドスラム通算6勝のナダルは語っている。
それまで4連覇を達成していた全仏オープンの4回戦で、R・ソデルリング(スウェーデン)に敗れて以来、ナダルは膝の治療に取り組んできており、出場を予定していたウィンブルドンの前哨戦であるクイーンズ大会を欠場し、バルセロナで検査を行っていた。「限界に達したんだと思う。より強く帰ってくるために、一度リセットする必要がある。」とナダル。
今回の膝の故障が、彼のこれからのキャリアにどのような影響をもたらすのかとういう質問に対しナダルは「これは慢性的なケガじゃない。回復できると確信しているよ。」と言うナダルであったが、怪我がメンタルにもたらす影響について「僕がプレーしているときの大きな問題は、試合のことよりもヒザのことを考えてしまうことなんだ。だから良いプレーをするのがとても難しくなってしまう。」
このナダルの欠場により、現在世界ランク2位のフェデラーがウィンブルドン終了後に同1位に返り咲く可能性が急浮上してきた。フェデラーは昨年の8月まで237週渡り君臨していた世界王者の地位をナダルに譲っていた。またそれは、「史上最高の試合」と評された昨年のウィンブルドン決勝で、ナダルがフェデラーに劇的な勝利を収めた1ヵ月後のことだった。
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