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今季2つ目のグランドスラム大会である全仏オープンが今週の日曜日、5月24日に開幕する。日曜日から開催されるのは今年で4年目となるが、初日には男女それぞれのシングルス1回戦16試合が8つのコートで行われる。
今大会では16人の選手が主催者推薦枠で本戦へ出場するが、そのうち11個の推薦枠が地元フランス人選手へ与えられた。その他、豪テニス協会と仏テニス協会の協定により、男子はB・トミック(オーストラリア)、女子はO・ロゴウスカ(オーストラリア)にそれぞれ推薦枠が与えられている。
全米テニス協会も同じ協定を結んでいるため、アメリカからはJ・アイズナー(アメリカ)とL・エンブリーが同枠での本戦出場権を獲得した。
残る1枠は、2004年の同大会覇者のG・ガウディオ(アルゼンチン)の手に渡った。2005年4月に自己最高位の世界ランク5位まで昇ったガウディオだったが、2007年には極度のスランプに陥り、ランキングもトップ100圏外へと落ちてしまった。昨年はほとんど試合に出場することはなかったが、今年に入り徐々に勝ち星に恵まれるようになり、4月には2007年の全仏オープン以来となるATP大会の本戦での勝利を飾るに至った。
男子の予選は19日の火曜日から、女子の予選が20日の水曜日から始まり、金曜日には、そのうち男子は16名、女子は12名の本戦入りが決まる。
23日の土曜日は『ベニー・バーセット・デー』と名付けられ、多くの選手が1セットマッチのエキシビションを行う。このエキシビションは、チャリティ・イベントとして開催される。
同大会の本戦のドローは、5月22日金曜日の現地時間午前11時に抽選会が行われる。全仏オープンの公式ホームページでは、その模様がライブ中継される予定。
昨年は、男子はR・ナダル(スペイン)が4連覇を達成し、今年は史上初となる5連覇へ臨む。女子はA・イバノビッチ(セルビア)が4大大会初優勝を飾り、大会終了後に発表になった世界ランクで初の1位の座に着いた。今年はディフェンディング・チャンピオンとして出場する。
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