HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
女子テニスのツアー最終戦であるソニー・エリクソン・チャンピオンシップ(ドーハ/カタール、賞金総額455万ドル、ハード)は予選2日目の5日、ホワイト・グループの1試合を行い、世界ランク9位のV・ズヴォナレーワ(ロシア)が、同4位のA・イバノビッチ(セルビア)を6-3, 6-7 (5-7), 6-4の接戦で下し、予選2勝目を上げた。
今季の全仏女王であるイバノビッチは、初日に同胞で世界ランク1位のJ・ヤンコビッチ(セルビア)に敗れており、これでラウンドロビン2敗目となった。これにより、決勝トーナメントへの進出の可能性を残すためには、続く予選3試合目の勝利が必要不可欠となった。
今季の全仏オープンで優勝し、一時は世界ランク1位にもなったイバノビッチだが、それ以降は不調が続き、10月後半のリンツ大会までタイトルを獲得していなかった。その時の決勝の相手が、ズヴォナレーワだった。
第2セットにメディカル・ブレークと取りながらも、敗れたイバノビッチは、「100%の力を出し切ったけど、彼女は良いプレーをした。いくらか良いプレーが出来て、好調な頃に近づいているのは朗報です。まだ予選突破の可能性はあると思いますが、とても厳しいものです。奇跡は起きます。しかし自分にとって大切なのは、体調を良くする事です。幸運なことに明日は休みなので、(体調が)上向くと良いですね。」と前向きなコメントを残した。
一方、S・クズネツォワ(ロシア)との初戦に続き予選2勝目を上げたズヴォナレーワは、「アナ(イバノビッチ)は決して諦めない選手だから、試合終了まで集中しなければなりませんでした。自分のゲームに集中し、相手のことは気にしないように努めました。それが上手くいきました。」と語った。
この日の試合でズヴォナレーワは、11本中5本のブレークチャンスを活かし、今大会第8シードながら決勝トーナメント進出に大きく前進した。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.