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男子テニスツアーのAIGジャパン・オープン・テニス(東京/日本、賞金総額86万9000ドル、ハード)は3日、シングルス準々決勝が行われ、第5シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が、ディフェンディング・チャンピオンで第1シードのD・フェレール(スペイン)を6-1, 7-5のストレートで下し、準決勝に進出した。
20歳のデル=ポトロは、今季夏まではATPツアーのタイトルを獲得したことがなかったが、初優勝から4大会連続優勝と離れ業をやってのけ、全米オープンではベスト8に進出する活躍を見せていた。
今年の4月には81位だった世界ランクを、今では12位まで上昇させたデル=ポトロ、「試合運びや、心の持ちよう等、たくさんの事を変えた。なにか一つのことが特別に向上したわけではない。これは多くの物事の組み合わせです。(今日の)第1セットは簡単に見えましたが、厳しい展開になると思っていました。なぜなら、フェレールは戦士で最後のポイントまで諦めないからです。」と、コメントした。
今季5勝目に向けて大きく前進したデル=ポトロは、第4シードのR・ガスケ(フランス)と決勝進出を争う。昨年の今大会準優勝者であるガスケは、第12シードのR・シュトラー(ドイツ)を、6-3, 6-2のストレートで退けてのベスト4進出。
一方、2連覇の達成を阻まれた、世界ランク5位のフェレールは、「今日の彼のプレーは別に驚くことではない。彼(デル=ポトロ)はこの2ヶ月間の勝利によって、すごく自信に満ちている。今日の彼は、重要なポイントで良いサーブを決めてきた。それが違いだった。」と、勝者を称えた。
ドローのボトムハーフでは、第9シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)が、第3シードのF・ゴンサレス(チリ)を6-0, 6-4で下す番狂わせが起きた一方、第2シードのA・ロディック(アメリカ)は、V・トロイキ(セルビア)を6-3, 6-4で下し、順当にベスト4入りを決めた。
先週のチャイナ・オープンで、自身26個目のタイトルを獲得し、2週連続優勝を目指すロディックは、「良い試合だった。今週でベストの出来だった。初戦は少し苦しんだが、今ではこういったプレーを続ければ、決勝にも進めると思う。」と自信のコメントを残した。
世界ランク8位のロディックは、ベルディフに対し2勝1敗と勝ち越している。
今大会の優勝賞金は13万5000ドル。
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