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USオープンテニス大会第11日目の4日、男子シングルス準々決勝が行われ、第2シードのR・フェデラー(スイス)が、予選から勝ち上がってきたG・ミュラー(ルクセンブルグ)を7-6 (7-5), 6-4, 7-6 (7-5)のストレートで下し、グランドスラム18大会連続での準決勝進出を果たした。
今大会での連勝記録を32としたフェデラーは、「まずは勝てて嬉しい。タフな試合の後に、ストレートで勝てたのは良いことだね。彼(ミュラー)は今大会で良いプレーをしているタフな対戦相手だったし、今日はその理由がわかった。」とコメント。
世界ランク130位の選手に対し、わずか1度しかサービスブレークに成功しなかったものの、大会5連覇の可能性を残したフェデラーは、「連続準決勝進出の記録を伸ばせてハッピーだ。今大会は良いプレーができている、だからベスト4に残れて嬉しい。今回は、パリやウィンブルドンよりも良い成績を残したい。」と語った。
一方、予選からここまで快進撃を続けてきたミュラーは、この日の試合で16本のサービスエースと46本のウィナーを決め、フェデラーの7本と42本を上回ったものの、32本もの凡ミスが響き、大金星とはいかなかった。フェデラーはこの試合、19本しかミスを犯さなかった。
試合後の会見でフェデラーは、「彼は良いサーブを打っていたし、ベースラインからもチャンスを得ていた。それに今日は、風と太陽が試合を難しくしていた。今日の結果には満足しているよ。」とこの日の対戦相手と結果を評価した。
第1セットでは、お互いにサービスキープの展開が続き、タイブレークに突入、フェデラーが4-1とリードしたが、そこからミュラーが盛り返し、5-5まで追いすがったものの、結局フェデラーがタイブレークスコア7-5で、第1セットを先取した。
続く第2セット、第9ゲームでブレークに成功したフェデラーが、そのリードを守り、2セットアップとなる。第3セットは、第1セットと同様にサービスキープが続き、再びタイブレークに突入する。ミュラーが4-1とリードし、第4セットまでもつれるかと思われたが、そこからミュラーにミスが続出、最後はフォアファンドがネットにかかり、フェデラーが勝利を収めた。
フェデラーは準決勝で、第3シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と、第8シードのA・ロディック(アメリカ)の準々決勝の勝者と、決勝進出を争う。
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