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ウィンブルドン大会第6日目の28日、男子シングルス3回戦が行われ、2年連続で決勝に進出している第2シードのR・ナダル(スペイン)や、地元期待の第12シードのA・マレー(英国)らが4回戦に進出した。
1980年のB・ボルグ(スウェーデン)以来となる、同年の全仏とウィンブルドンの制覇を目指すナダルは、第27シードのN・キーファー(ドイツ)を7-6 (7-3), 6-2, 6-3で下し、3年連続での4回戦に進出した。
今季は前哨戦であるクイーンズの大会を制し、自身初のグラスコートタイトルを引っさげて今大会に臨んでいるナダルは、ここまで1セットしか落とさずに、大会2週目に進出した。「調子は良いよ、1セットしか落としていないからね。だけど、ここからは厳しい試合が続くだろう」と、ナダルは後半戦に向けてコメントを残した。
ナダルの4回戦の相手は、第16シードのR・シュティエパネック(チェコ共和国)との接戦を、7-5, 6-7 (5-7), 6-4, 6-7 (4-7), 6-3で制した第17シードのM・ヨージニ(ロシア)が、勝ち上がってきている。
ここまで勝ち残った、唯一の地元勢であるマレーは、30歳のベテランのT・ハース(ドイツ)を6-4, 6-7 (4-7), 6-3, 6-2で下し、4回戦に進出した。
試合後の会見でマレーは、「良い試合だった。ストレートで勝てるチャンスもあったけど、サーブゲームを落としてしまった。だけど、そんなにチャンスを与えなかったし、良いプレーができた。」と語った。
24本の凡ミスを犯しながらも、15本のサービスエースを放ち、2時間34分で勝利したマレーは、ベスト8進出を懸け、第8シードのR・ガスケ(フランス)と対戦する。ガスケは、同胞のG・シモン(フランス)を6-3, 6-3, 6-7 (3-7), 6-3で下しての勝ち上がり。
2回戦で第6シードのA・ロディック(アメリカ)に勝利した、ノーシードのJ・ティプサレビッチ(セルビア)は、第25シードのD・ツルスノフ(ロシア)を7-6 (7-1), 7-6 (7-3), 6-3で下し、2年連続での4回戦進出を果たした。
わずか10本の凡ミスしか犯さず、この日の試合に勝利したティプサレビッチは、「自分を誇りに思う。ビッグネームに勝った後も、同じ様なプレーで今日も勝てるなんて、普段は出来ないことが出来ている。」と語った。
この日の他の試合の結果は以下の通り。
M・チリッチ(クロアチア) ○-× P・H・マチュー(フランス) (14), 6-7 (5-7), 6-3, 6-4, 7-6 (8-6)
R・シュトラー(ドイツ) ○-× G・ガルシア=ロペス(スペイン), 6-2, 6-3, 6-4
A・クレマン(フランス) ○-× J・メルツァー(オーストリア), 4-6, 6-3, 6-4, 6-4
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